つれづれ日記
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| 2013年03月24日(日) |
ブラビーに給餌。昨日のヤモリは生きていた!「アイスマン」 |
息子は11時にガイヘルさんが迎えに来て新横浜のラポールへランチ兼ボウリングに出かけた。帰宅は5時の予定。
また雑用を片付けたりニュースを見たりしているうちにお昼になった。 午後は新聞に読み耽った後、テレビを見ながら生活クラブ生協のOCR用紙に記入する。2週間分を前もってOCR用紙で注文しておくのだが、いちいちカタログをじっくり吟味していたらまたまた2時間くらいかかってしまった。
ながら視聴していた番組は、ある中学校の女子剣道部の話。3年生部員が3名と2年生がひとりだけ。3年生が卒業してしまうと部員はたったひとりになってしまう。
何故剣道の人気がないのかというと防具の小手が洗濯などできないので、ものすごく臭いからだという。そこで番組ではなんとか消臭効果の高い素材で匂わない小手ができないものかと奔走する。多くの人々の協力の末、新素材の小手が完成する。というもの。
そうしてあっという間に息子が帰ってきた。
夕食にマーボ豆腐を作るべく油を熱したフライパンにひき肉を入れたら、油がベチャッと跳ねて右手首内側を直撃。アッチー!!!!
すぐさま流水と氷で冷やす。時々冷やしながら調理を続ける。すごーく痛い。(>_<) (@_@;) 痛いがかに玉も作る。氷を患部に時々当てながら食事をする。
食事中にNHKの「ダーウィンが来た」を見る。イギリス田園部に生息するアナウサギ。ピーター・ラビットだ。大鷲、ミミズク、アカキツネ、オコジョ他、天敵がものすごく多くそれらの動物・鳥類の餌の65%がアナウサギなのだという。
アナウサギは多産で1年に5回も出産。それぞれ5匹づつくらい産む。1年で100匹くらいはすぐに増えてしまう計算が。アフリカのトムソンガゼルみたいなものか。
こんなアナウサギだがそもそもはイギリスには居なかったそう。200年ほど前に狩猟のために地中海沿岸から連れてこられたそうだ。だが繁殖力が強く農作物を荒らすようになったといってウサギだけが感染するウィルスを撒いたところ実に99%のウサギが死んでしまった。野原にウサギの死屍累々の写真が出た。ひどいことをする。まるで今の日本だ。
するとアナウサギを餌にしていた他の動物・鳥類も激減してしまった。200年の間にアナウサギはイギリス田園の生態系にしっかり組み込まれていたということだ。
そこで勝手な人間たちは今度はアナウサギを増やそうとした。1%生き残ったアナウサギたちが奮闘して今ではかつての半分にまで回復したという。
こういう身勝手な歴史を経て現在、イギリスは動物愛護大国となった。 日本も早くその後を追いたい。
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8時過ぎ、山手に行く前にやけどの患部があまりにもひりひりするので冷蔵庫に常備してあった冷えピタを貼ってみた。するとひりひりしなくなった。これでよし、と。
小学校の桜は満開どころか結構散っている。それが花びらではなく花そのものが地面にたくさん散らばっている。小学校の桜は低いので悪ガキどもが揺すったり引っ張ったりして花を散らしたのかな。(かつて木や植物を痛めつけている悪ガキどもを何度も目撃した。)
山手に行き、昨日のヤモリはどうしたか?と見ると同じところにいる。てっきり死んでいるものだとばかり思って、端に寄せておこうと思った。ここでは人に踏まれてしまう可能性が高い。
掴むのは苦手なので小枝で押してみたら、何と!動いたではないか!それも割りと機敏に。するとブラビーが興味を示す。24時間経っても折角生き延びているのだから、ここでまたブラビーになぶり殺されては可哀相すぎる。
なんとか小枝に掴まらせて土手の上の草地にポイ。もうブラビーに見つかるんじゃないよ。元気になれば尻尾も再生するのだろう。生命力強いな。
それからやっとブラビーのお食事だ。今日は前浜の缶詰を持ってきた。よく食べて、早めに片付ける。9時からのNHK「アイスマン」を見たい。同じ時間帯に2件録画予約をしているので、「アイスマン」は録画できないのだ。
ニャーニャー呼ぶブラビーを無視してそそくさと早足で帰宅する。 8時58分に帰りついた。
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イタリアとオーストリアの国境近くのアルプスで、山歩き中のドイツ人夫婦によって偶然に20年前に発見されたほぼ完全な自然ミイラ。エジプトなどのミイラは内蔵を取り除いた人工的なミイラ。内蔵も完全な自然ミイラとは違う。
アイスマンと名付けられたこのミイラは5300年前の男だという。冷凍保存されてきたのだが、このほど解凍して内蔵や脳など全身150箇所近くの部位から組織を取り出し徹底的に調べた。
胃の内容物や小腸の内容物から彼の驚くべき豊かな食生活が明らかになった。多様な肉を食べ、ハーブもパンさえも食べている。胃の内容物は200グラムもあった。おいしい食事をたらふく食べていたらしい。
彼の体のあちこちに煤で記号が刺青されている。これは何かと調べた結果、いわゆる東洋医学のツボにすべて合致した。彼は背骨の一部が変形してかなりの腰痛に悩まされていたらしいことも判明している。そのためツボを刺激する治療を受けていたのか。類似の治療方法が中国で体系化されるのは遥か後世のことだ。
持ち物からも当時の生活レベルの高さが浮き彫りになる。雪中を歩くのに適した靴や獣の皮で作った衣類もなかなか洒落ている。斧の精錬技術も高度である。
世界4大文明から遠く離れたヨーロッパで、しかもメソポタミアを除く3大文明より2000年も前にそれほど高度に発達した生活を送っていたとは!世界の歴史は塗り替えられなくてはならないだろう。
しかも、彼は誰かに狙われて山中を逃げ回った揚句、山頂で遂に襲撃者に捕まり、背後から弓矢で撃たれ石か何かで側頭部を殴打され脳内出血を起こし絶命した。犯人は仰向けに倒れた彼をうつ伏せにひっくり返し矢尻を抜いて持ち去っている。
というのは、矢尻を残せば誰が犯人か判ってしまうので証拠隠滅を図ったらしい、というサスペンスまがいのことまで突き止められた。ということはもう既に現代と変わらない複雑な人間関係が存在したということだ。
ミイラはとてもリアルだが気持ちが悪いなどということは全然思わずに、只々驚愕して見入ってしまった。亡父は生きていれば今年108歳。100年なんてあっという間に思える。5300年はそれのたった53倍。 5300年という年月が急に身近に感じられる。何億光年なんていう単位で考えるとほんの一瞬なのだ。 年にこだわり相手より1歳でも若いと小躍りする今の日本人の年齢感覚が増々バカらしく思える。
現代まで300年生き続けているドラキュラ映画があったが、何百年何千年も生きて歴史を体験できたらさぞ面白いだろうと思う。誰かより1歳でも若くいたいなんて全然思わない。
アイスマンは腐敗を防ぐため、解凍後9時間以内にすべての調査を終え再びマイナス6度、湿度99%で冷凍保存されている。もっと多くのことを解明できる技術をもった後世の科学者たちが更なる調査をするだろう。
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