つれづれ日記
DiaryINDEXpastwill


2005年06月29日(水) 8匹出席。コロン欠席。仔猫の保護に成功!

生憎、昨夜遅くから雨が降り続いている。仔猫が出てきたら電話してくれるようにガードマンさんに頼んでおいたところ今朝10時過ぎ、電話がかかってきた。M浦さんにも連絡しすぐに駆けつける。

M浦さんの方が大分早く着いて、仔猫がスカイライン横の山の反対側の石垣に沿って鳴きながら走り回っていたのを目撃。それから山の中に入ってしまって鳴き声もしないという。

我々が集まっているので早速ゲンキが出て来た。ワカメも盛んに鳴く。その声を聞いて母猫だと思ったのか仔猫が出てきて鳴き立てる。勿論、ワカメは仔猫には関心がなく我々に対して鳴いているのだった。

雨だから足場が悪く滑ったりすると危険なのだが、M浦さんは私が止めるのも聞かず、仔猫のことが心配で山の中に入った。そして無謀にも仔猫の鳴いている辺りの斜面を降りてこようとする。晴れて乾いている時ならまだしも雨で濡れているので踏ん張れる箇所もない。

案の定、滑り落ちたが怪我はなかった。仔猫が顔を覗かせているので餌を与えようとM浦さんは再びよじ登る。そしてまた滑り落ちたが今度も怪我はなし。そうして仔猫を心配する余り、もう一度よじ登り、今度はひどい落ち方をした。

が、運動神経の発達している彼女はまるで猫のように空中でクルリと身体の向きを変えたが口を打ち、自分の歯で唇の内と外側2箇所をひどく噛んでしまった。両腕もしたたか打ち、左足の脛は1箇所、ひどい擦りむき方をしている。お願いだからもう止めてと哀願する。骨折でもしたら取り返しがつかない。

仔猫は降りてきて階段を横切りフェンスをすり抜けて「猫庭園」に入った。墓所のあたりの草むらに餌容器を置くと大分食べた。ワカメを探すとハウス近くの植え込みの下にいた。

仔猫はいつの間にか「猫庭園」を出て山に戻っている。餌を置いておくとカラスが何羽もやってきて狙っている。

正面のゴミ置き場に見慣れぬ黒猫がいてカラスが2羽、その黒猫を襲っている。逃げる黒猫を2羽が追っていく。見に行くと中型の毛艶の悪い黒猫だったが、どうしたのだろう?また捨てられたのか?

老婦人がゴミ置き場を掃除しているので、黒猫のことを訊いてみたが猫には関心のない人だった。

そうこうしているうちに1時を回っている。一旦解散して午後6時15分にまた集合することにする。

その時間に1号棟前駐車場にいたピーチを連れて行ってみると、M浦さんは階段にいて山手猫が数匹取り巻いている。その前を仔猫がチョロチョロしているではないか!チャンス!のようだが、これがなかなか捕まらないのだ。

斜面に上った仔猫の傍にピーチが行くと子猫は喜んで寄っていく。と、ピーチは仔猫をネズミだと思っているのか、チョッカイを出している。すると仔猫は怒って吹く。

餌も横取りするのでピーチを遠ざける。庭園餌場に入らずに踊り場の端っこに新聞紙を敷き、缶詰を開ける。コロン以外は全員出て来て十分に食べた。

黒猫が工房側に出て来たので、M浦さんが缶詰を入れた容器を工房への道路の真ん中に置く。早速ピーチとゲンキがそちらに行く。黒猫は餌は欲しいがピーチたちが怖いので近寄れない。そうこうしているうちにカラスが食べ始めた。これでは何にもならない。容器を持って黒猫を追っていくとその先にどっしりと石のような塊が見える。塊が動き出し、それはキジーだったようだ。

餌容器は引き上げる。あちらサイドには農家の餌やりさん、U田さんという方もいることだし、お任せしよう。

7時半になりJ先生から電話がかかってきて、我々がスカイラインにいるのを知るとこちらに来てくれるという。

木に登って寛いでいる仔猫の写真を撮っているとJ先生がやって来た。仔猫は降りてきて排水溝の水を飲もうとするが溜まっている水はない。山に戻ったりしていたが降りてきて「猫庭園」に入り、「猫庭園池」へ行く。池の水を飲み、こちらを伺っている。もう3日間、顔を見せているので仔猫は我々の顔を覚えて大分慣れてきたようだ。

J先生が手を伸ばし、仔猫の顔を撫でることに成功。仔猫は浅瀬の草むらの中を足を濡らしながら進んでいく。そこをM浦さんが上から掴んだ。暴れる仔猫にタオルを被せ、顔に私がネットを被せる。J先生が押さえるが顔を出してJ先生の指を噛んだ。私はキャリーを取りに走る。仔猫を無事キャリーの中に入れる。

良かった!M浦さんの怪我もJ先生の噛まれ傷も、捕獲成功なら痛さも半減する。ひとりでは到底捕まえることはできなかった。こんなに苦労するのなら、空気穴を開けたダンボール箱にでも入れて置いておいてくれた方が、仔猫も怖く辛い思いをせずに保護されるし、我々もラクだったとさえ思ってしまった。

しかし、こうして運良く保護される猫たちの陰に、捨てられはしたが我々の目に留ることなくどこかへ行ってしまった猫たちが無数にいるに違いない。

然しなあ、こうした懸命の保護活動もいつまで続けられるか分からない。体力的にも時間的にも経済的にもかなり限界に近い。本当に捨てたヤツが憎い。地獄に落ちろ!法律を改正し厳罰に処してほしい。

保護できたのが午後8時半。犬山動物病院は休診日だし、どっちみち時間外だ。それでも電話するが通じない。院長の携帯にも掛けたが応答がない。

時間つぶしをして9時半にもう一度電話すると今度はすぐに院長が出た。お願いして仔猫を連れて行く。里親募集中のサチが出迎えてくれた。相変わらず人間大好き。

仔猫は女の子だとばかり思っていて「メグ」と名付けていたが犬山動物病院で男の子だということが判明。名付けは振り出しに戻る。

キャリーの中で固まっている仔猫は恐怖で震えている。院長の顔は初めてなので特に怒っている。キャリーから出し体重を計ると殆ど食べていないが642grあった。生後2ヶ月にはなっている筈だ。

健康診断や、体力を回復したらワクチンもしてもらわないと。検便などもしてすっかりゴロニャン猫になったら里親募集開始だ。

院長はフーシャー威嚇する猫が嫌いだが、よ〜くお願いしておく。
サチは我々と一緒に出ようとするので院長に抱っこしてもらう。院長には特に懐いている。

M浦さんは車酔いがひどいのでJ先生に正門前まで送ってもらう。車を降りるといっぺんにスッキリするそうだ。今日は彼女、大奮闘だった。ゆっくり休養してもらいたい。

仔猫の仮称は、さんざん考えた末、とりあえずアンディと命名。




ネコロジーHP主催者 |HomePage