つれづれ日記
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| 2005年03月08日(火) |
8匹集合。ハイシロー欠席。ナンチャー現る |
3号棟前を通るがいつものようにピーチが出て来ないのが気になり、「ピーッ!」とつい呼んでしまった。すぐに生垣の下から飛び出してきた。そこから山手まで4〜5分かかる。ピーチは通行人を避けるため道路を行ったり来たりするので一緒に歩いていくのも心配だが、出て来ないのも心配だ。昨夜、抱っこしている時にピーチの肉球を触るとザラザラだった。家猫と全然違う。
「山手猫階段」には1匹も見えない。と思っていたら横の山からすごい勢いでワカメが垂直に駆け下りてきた。それを合図に道路側庭園から続々と猫たちが出て来た。4日ぶりのコロンもいる!トニーも木の枝から降りて来た。
風があるので庭園餌場にカリカリを直置きする。花子には背中を撫でながら私の真横にカリカリを置く。珍しくハイシローがいない。
花子は少しだけ食べて走り去った。踊り場の方から猫の鳴き声が聞こえる。誰だろう?一応「ハイシロー!ハイちゃあ〜ん!」と叫んでみたがハイシローやキジーなら呼ばなくても来ているはずだし。
そのうちにゲンキが「猫庭園」に向って唸り始めた。覗き込んでみるとナンチャーらしき猫がいる。チャーリーかと思ったのだがチャーリーならもっと懐っこいし胸が白い。ナンチャーは白いところは殆どないのだが、最近出没している茶虎と違って可愛い声で鳴く。それに茶虎より茶色が薄い。
写真を撮ろうと庭園内に入りマグライトで照らすとどんどん逃げて行ってしまう。ピーチが追いかけて行き、ギャーッという声が!踊り場に出てみると横の山の垂直の斜面にピーチがいてそのすぐ奥にナンチャーの顔が見える。ピーチを呼び戻すとナンチャーは更に山の中深く入ってしまった。
私は餌場に戻ったがピーチは戻ってこず、2匹の声が聞こえてくる。ナンチャーは発情しているようだ。そうか、冬の終わりから春先の発情期になったのでいろんなオス猫たちが山手にも来てメス猫を求めて変な声で鳴いているのだな。片っ端からとっ捕まえて去勢手術を受けさせたい。
さて、ハウスを見に行く。ワカメは「猫庭園」内にいたがハウスには入っていない。今夜は暖かいし。さっき水を飲んでいたポオがやって来て、1号の前で思案している。ワカメは入っていないのだが、4号に入った。4号の真ん前には大木があるので、隠れ家の気分になれるのかも。
餌場では茶々がひとり食べているが、私はもう帰ろう。
踊り場に出ると下から花子がやって来た。踊り場の隅にカリカリを持っていると茶々がやって来たので隣にもう一山。それを花子が食べ始める。あらら、ゲンキもやって来た。どうせ食べやしないのだが花子のを横取りするといけないのでもう一山盛る。
ピーチの姿は全く見えない。ナンチャーを追って近隣のどこかへ行ってしまったのだろう。
*****
昨夜10時から日本テレビの「スーパーテレビ」という番組で『大都会ノラ猫物語!小さな子猫の大冒険、命がけの恋と子育て▽親分の危機』というのを放映した。録画しておいて見た。
大阪の通天閣下、新世界界隈のノラ猫たちの生態を去年3月から1年間、カメラが追ったものだ。西のボス猫・シロ2歳は縄張りを荒らしに来た東のボス猫・ロッキー4歳との闘いに破れ姿を消す。ロッキーは縄張りを新世界の外まで広げようとしたのか、片道2車線の通行量の多い道路で車に撥ねられ命を落とす。ロッキーを知る商店主が遺体をダンボール箱に入れ葬ってやるという。
危険がいっぱいの劣悪な環境で子育てをするミーは器量良しで健気。餌やりさんもいるのだが、不妊・去勢手術にまでは気が付かないようだ。然し、この番組を見て近隣のボランティアが乗り出すに違いない。
餌やりさんの63歳のおばさんは神戸で夫婦して美容院を営んでいたのだが、阪神大震災で何もかも失い、新世界へやって来て新規まき直しをしようとしていた矢先、夫が脳溢血で倒れ寝たきりになり入院している。こうしたお先真っ暗な現状に僅かな慰めをもたらしてくれるのが健気なミーちゃん一家だという。
優しい中華料理屋の主人からもらうちくわや焼き豚などの餌は厳密に言えば猫には芳しくない濃い味のついた食べ物だが、みんな立派な顔つきをしている。特別大切にはされていないが人間による虐待などには遭っていないようだ。
交通事故で命を落としたボス猫・ロッキーはポオのような柄で美しい顔立ち、四肢が長く大きな躯体をしていた。歴戦のツワモノらしく左耳が半分千切れていた。ミーはロッキーの死後、忘れ形見を出産する。ノラのメス猫は春生まれの子猫から離れたと思うともう秋には次の出産だ。こんなことを繰り返させては本当に可哀相だ。
ノラの母猫は餌を貰っても自分では食べず、子猫に食べさせるため、巣に持ち帰る。妊娠、出産を繰り返すノラの母猫は自分が十分に食べる暇もなく体を酷使する。そういう姿を見かねて不妊手術を受けさせる活動に入る人々も多い。
この番組自体は「街の風物詩」的な視点で制作されたようだが、我々は勿論そんな視点では見られない。
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