つれづれ日記
DiaryINDEX|past|will
玄関ドアの外へ出ると住居入り口への階段も踊り場もじっとりと濡れている。道路もたった今雨が上がったばかりのような有様だ。一応傘を持って出かける。
山手へ向う道すがら考えてみたら昼間も相当湿度が高かったから夜に入って一層湿気ているのだろう。
「山手猫階段」もぐっしょり。庭園餌場も湿気ているが新聞紙を敷いてここで給餌する。猫は9匹。バニーとピーチがいない。500grを空けたがあまり食べない。猫たちのお腹は丸い。コロンなど身体は痩せているのにお腹だけが横に張り出している。手術していなければ臨月かと思うほどだ。
でもいいことだ。痩せている子はやはり体力がない。これから冬に向かうのだからしっかり食べて脂肪をつけて元気に冬を乗り切ってもらいたい。
階段では花子を見たのに来ていないなあ、と思っていたら大分経ってからやって来た。花子も大して食べずに行ってしまった。
ワカメは早々に食べるのを止めて私の傍で蹲っている。コロンは母親のワカメに寄り添って寛いでいる。するとタニーがまたコロンを攻撃した。コロンを庇い、タニーを叱る。
ポオやトニーがワカメの後ろを通るので嫌がったワカメは「猫庭園」に入ってしまった。コロンは水をたくさん飲んでいる。
雨天餌場に置いてきた水容器を取りに行こうとすると、茶々が何かを咥えてボイラー室上の斜面から降りて来た。トラックの下に入り、食べようとしている。細い骨のようなものが見える。もしかして鶏の骨?取り上げてよく見るとやっぱり!フライドチキンか?しかも身は全くなくて見事に骨だけ。困るなあ。鶏の骨は腸に刺さるのに。
ボイラー室の上は煌々と灯りが点いている。その辺りから茶々は出て来た。部室のようだが、ドアも開いているので、誰かが夜食のフライドチキンの骨を茶々に与えた可能性もあると思い、尋ねてみることにした。
階段を上りドアの中に入るとそこは空手部の部室のようだ。灯りは全部点いているのに誰もいない。この部屋から茶々に骨を上げたとは考え難い。「たのもう!」と声を掛けるのは止めて階段を降りる。ハイシローが階段の下で私を待っていた。
すると「山手猫階段」の上の方で行儀の悪い通行人がフライドチキンを食べ散らかして骨をポイ捨てした可能性もある。
M浦さんに電話して彼女が来る時に階段に鶏の骨などが落ちていないかよく見てくれるように頼む。落ちていれば回収しないと。只、てっぺんの外灯が3灯も切れており真っ暗で見えないという。
もう3ヶ月くらい前から切れているらしいのだが、毎夜そこを通るM浦さんは何故か学院に電話するのがイヤだと言う。そんなに恥ずかしがりやでもないのに・・・そこで、複数人が訴えた方がよかろうと思い、私も電話してみるが一番困っているはずのM浦さんも電話してみてほしいと言うと相変わらず渋っている。ハテ?何故だろう?全く不思議だ。
あ、ピーチがやって来た。4日ぶりだから嬉しい。ピーチのお腹も真ん丸で少々カリカリを食べるのみ。可愛がりながら目やにを取る。目薬を持っているが、効果はないだろう。ゲンキには手を変え品を変えいろんな目薬を試したが遂に右目の目やにを追放することは出来なかった。タニーも然り。
ピーチに構っていると本館の方からハイヒールのような足音が高らかに響いてきた。パンツ姿の女性2人か男女かはよく分からないが長身の若者2人が通過して行った。女性は金髪(染め?)だった。
今夜のピーチは目やに取りを嫌がらない。目の前に転がって甘える。ピーチを膝の上に乗せてみる。さすが元家猫、じっとしている。膝から大幅にはみ出しているし重たい。が、できるだけ身体をちんまりさせて神妙に乗っかっている。可愛いなあ。
他の猫たちは?と辺りを見渡すと「猫庭園」池にトニー、水飲み場にコロン、その後ろの植え込み近くにポオ、坂道にハイシロー、本館前庭園に茶々らしき猫が見える。
茶々かどうか確かめたくて傍まで行ってみる。やっぱり茶々だった。振り向くとピーチとポオがこちらに向っている。猫たちは本当に野次馬だ。
坂道の道路の真ん中でピーチがひっくり返っている。ポオも歩道の端っこでひっくり返る。餌場に戻り片付ける。ゲンキが戻ってきてカリカリを食べ始める。
置いておいただけの給餌バッグがじっとりと濡れている。夜露が降りたという感じだ。こんなことは初めてだ。湿度80%以上なのか。
|