つれづれ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2004年10月10日(日) |
かりん、花子、ハイシロー、バニー、ピーチ欠席 |
夕方のニュースで「ペット業界の闇に迫る」取材を見た。ペットショップで買ったボーダーコリーが2歳で奇病を発病し、薬石効なく2ヵ月後には苦しみながら死んでしまったという。全国に散らばった同じ血縁の3頭が全く同じ症状で同じ時期に死んでしまった。
局の調査でこの3頭は同じブリーダーからの子犬たちだったことが分かった。電話も通じなくなっている、千葉県にあるそのブリーダーを直撃するが取材に応じるどころかケンもホロロに門前で追い返されてしまう。
調べでは、過去にオーストラリアでその奇病を持つ犬が発見され、遺伝性だということで、オーストラリアではその遺伝子を持つ犬の繁殖は禁止されたという。ところが闇のブローカー(日本人?)が日本にその遺伝子を持つ犬を持ち込んだらしく、死んだ3匹はいずれもそれらの犬の子孫だとか。この3匹は氷山の一角で闇の世界ではまだまだ沢山の子孫が増やされ続けているらしい。
別の悪徳ブリーダーの元従業員の話では、狭いところに100匹もの犬を押し込んで日夜、繁殖のみさせるが(ブロイラー扱い!)、生まれてくる子犬の半数はひどい奇形で死んでしまうという。生きて生まれた子犬はとにかく売ってしまえればいいというカネ、カネ、カネ、の儲け主義しか経営者の頭になく地獄絵図だったという。経営者は不動産業者だ。
欧米ではとっくにペットショップなどは姿を消し、資格厳しい優良ブリーダーしかいないという。
一方、日本ではブリーダーになるのに何の資格も要らず、劣悪な条件で例えば10匹の子犬のうち9匹が死んでしまっても、1匹を20万円以上で売れば十二分に元が取れるのだろう。
もうずい分前から同種の番組を何度も見たが、全く改善されるどころか、ペット業界は1兆円市場だとかで、ブランド犬は増々引く手あまたになっており、悪徳業者は増える一方のようだ。
購買者が頼りにする血統書の胡散臭さも何度も報じられている。その血統書を発行する日本JVC(だっけ?)の会長にインタビューしていたが、会長も1件2千円が入ることに満足して、チェックなど全然しない。ここも儲け主義だ。現状を改善させる気は全くない。
こんなにいつまでも何もかもが野放しなのは、規制する法律を作るべき政・官に対しては悪徳業者から多額の献金がなされていると勘ぐらざるを得ない。
購買者もペットショップでめちゃくちゃ高額な仔犬を衝動買いするのをいい加減に止めたらどうか。その行動が悪徳業者を太らせるのだ。先のボーダーコリーについては飼い主たちは自分の犬のことだけを嘆き悲しむが、2歳2ヶ月まで生きられてとても大切に看護され今でも愛されている。ある意味幸せだといえる。その陰にどれだけ多くの他の犬たちが犠牲になっていることか。
犬を飼いたければペットショップは止めて「愛護センター」という名の殺処分場からかわいそうな犬たちを引き取るべし。仔犬が欲しければ、数箇所の獣医さんに当たれば持ち込まれる仔犬が必ずいるはず。
ペットショップで高額を出して衝動買いしても持て余すと簡単に捨ててしまう悪飼い主も後を絶たない。この番組を見てあれもこれもと芋ズル式に思い出されて腹立ちが治まらない。
熊騒動の映像も悲しい。人々が殺傷されているし、どうすればいいのか全く分からないが飢えた熊が射殺される映像を見るのは本当に心が痛む。猟友会には苦情が殺到したのか、ハンターも射殺したくなく複雑なのだというナレーションが流れていた。
*****
さて、山手だ。外へ出るとうっすらと霧雨が降っている。日中も曇天で時折雨が降った。山手へ行くと正門前に無人の大きなクレーン車が停まっている。その前の小型車には人が乗っているようだ。
階段には猫たちが数匹いる。珍しくコロンもいた。庭園内を通って雨天餌場へ行く。ワカメも素直に雨天餌場へ来た。7匹しかいない。
新聞紙を3枚敷いてカリカリを与える。みんなそこそこ食べるが、どうやら既に給餌されたようだ。細身のコロンのお腹を触ると下腹部は痩せているが胃のあたりは膨らんでいる。
トニーのお腹も丸い。だから花子たちが出て来ないのだな。台風も来たしM浦さんあたりが心配して早くやって来たのだろう。
掲示板によればピーチは昨日、「プリンス猫階段」で餌をもらったそうだが、今夜も山手にはいない。もっと早い時間にはいたのかもしれないが、クレーン車などが出入りして落ち着かなかったのかもしれない。
犬山動物病院の都合でピーチの捕獲・搬入は木曜日以降になるが、ピーチが山手に来てくれないと困る。ピーチは山手では新参者なので雨をしのぐ場所をうまく見つけられないのかもしれない。
正門あたりが騒がしい。話し声も聞こえる。クレーン車が行ってしまったようだ。
小太りのガードマンが坂道を上がってきた。真正面になるが彼は挨拶されるのが嫌いなので私は黙って猫の世話を続ける。ガードマンもわざとこちらを見ないようにして通過して行く。堂々とした餌やりは彼との間で暗黙の了解が成立している。
水を入れたりして立ったりしゃがんだりウロウロしているとワカメは出て行ってしまった。コロンは残っている。
ふと視線を感じてその方を見ると目の前の道路にこぶし大の泥の塊りが転がっている。その塊りがどうも怪しい。じーっと見つめると目があるような。足もあるような。結構大きいなあ。ガマガエルかなあ?
デジカメを取り出しているとコロンが行ってしまった。餌場の外へ出てその塊りに近付く。蛙の形をしている。シャッターを切るが何分暗闇に黒い塊りだ。肉眼でもはっきりとは見えない。
もっと近寄ろうとするとのそのそと逃げる。とにかく何度かシャッターを切った。後でズームしてみれば何とかはっきりした形が分かるだろう。
餌場に戻るとポオ、ゲンキ、タニーだけになっていた。雨が降っているのに茶々は外の植え込みにいる。
新聞紙を片付けているとタニーも行ってしまった。餌場の前に割り箸が落ちていたのでそれも片付ける。外は結構雨が強くなっていた。勿論ゲンキが正門あたりまで従いて来る。
正門を出て倒れた大木のところに行ってみる。根元から切り取られて持ち去られていた。根っこの部分はそのままだ。根を覆っていたコンクリートが無残に剥がされている。台風ってすごい威力なのだなあ。
金沢区幸浦の駐車場に停めてあった生協の小型トラックが何台も吹き飛ばされて転がっている映像がニュースで何度も流された。
|