つれづれ日記
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2002年08月04日(日) ポパイ怪我をする!

夕方、M浦さんから電話があった。ポパイの脇腹の毛が抜けて化膿しているようだという。様子を見るため夜9時半に「山手猫階段」で落ち合う事にした。

M浦さんは今日、「毛玉」に餌やりをしているらしいLマンション3号棟のK林さんが花に水遣りをしているところに行き合わせた。K林さんの足元には「毛玉」がべったりと寄り添っていたそうだ。以前から接触をためらっていたM浦さんだが思い切って話し掛けてみるといろいろな事実が分かった。

「毛玉」はもう8年も前に4号棟のS藤さんによって不妊手術を施されていたという。何という事だ!M浦さんはこれまで猫好きでも何でもない4号棟のY田さんから無責任なデタラメを吹き込まれ、すっかり信じ込んでいたという。

これまで仔猫を産んでいたのは「毛玉」ではなく、1月にM浦さんが捕獲し不妊手術後、五反田へ里子に行った白黒猫だったらしい。その白黒猫のことも、居なくなったのでK林さんらは心配していたという。

M浦さんは昨年、餌やりだけして不妊・去勢手術を施さない人々はけしからん、として管理組合にその旨、申し入れたそうだ。ところがこのことは「野良猫に餌をやらないで下さい」という全くお門違いの張り紙となって各階段にお触れが回った格好になってしまった。そこでI口氏は餌やりを止めてしまい、K林さんたちは肩身の狭い思いをしたようだ。

いろいろマズイこともあったようだが、M浦さんが思い切ってK林さんに声かけをしてくれて良かった。これでLマンションの猫たちは安泰だ。誰か、ではなくはっきりと世話人は誰だか判明したのだから。

午後9時過ぎに家を出て「プリンス猫階段」へ回る。コロちゃんは階段上で寝そべっていた。水もたっぷり。空容器も転がっている。カリカリもたっぷりある。ちょっとだけ撫でて「山手猫階段」へ急ぐ。小桃の駐車場の上を通ったが夕方M浦さんが既に給餌したせいか出て来ない。

「山手猫階段」では猫たちは出て来たが、それほど空腹の様子はない。見るとカリカリがたくさん残っている。雷が鳴り、雨もポツポツ降って来た。そこで階段下の木陰で給餌。缶詰5個入りのタッパを開ける。食いつきはよくない。スミオには別のタッパを開けるが、少し食べて向こうへ行ってしまった。プリンスがすましているので、残りをもって行く。花子も少し嗅いだだけで階段の上で寛いでいる。

問題のポパイの脇腹をよく見ると、何かで突き刺したような傷が化膿している。カラスにつつかれたか?それとも心ない人間の仕業か?いずれにしても病院へ行って化膿止めの薬を処方してもらわなければ。明日は朝から1日中予定が入っているが出来れば明日夕か、遅くとも明後日の朝には病院へ連れて行く。

小桃の右目も変になっているという。小桃の脇腹の禿げも気になるし。外猫は危険がいっぱいだ。

小桃の駐車場へ2人で行き、呼ぶが小桃はいない。「新黒」はさっさと待機している。缶詰フードをたっぷり与える。カリカリは除けて缶詰ばかり食べる。みんな贅沢になってきた。「新黒」の身体はツヤツヤしているがやはり両目とも涙目だ。そこへゲンキもやって来た。ゲンキにも目薬を、と言った途端1メートルほど吹っ飛んで逃げた。

帰る時、道路をノソノソ渡るゲンキをM浦さんが「危ない!早く渡れ!」と蹴飛ばしたらギャンッ!と叫んだ。M浦さん、なかなか手荒い。


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