つれづれ日記
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| 2002年05月23日(木) |
我が家のトム、血尿で犬山動物病院へ |
夕刻、猫トイレ掃除をしていると、真っ白な猫砂にかなり血が付いている。昨日トムのおしっこがピンクがかっていたのでBaytrilという薬を飲ませたのだが、効いていないようだ。少なすぎたのか?ともかくも犬山動物病院に電話する。院長に話すと連れてこいという。もう5時近い。
犬山動物病院に行くなら、入院させている捨て猫モモコの様子も見てこなくては。M浦さんも一緒に行くかどうか電話してみた。阪神が逆転2連敗しているので、彼女のトーンは低い。諸岡医院から借りている捕獲器を明日返しに行きたいというが保管しているJ先生に連絡がつかない。ケータイの留守電に「6時まで家に居るから乞う電話連絡」と録音したがかかってこない。6時半に「山手猫階段」でM浦さんと落ち合うことにしてJ先生のケータイに2回目の留守録をする。
トムをキャリーに入れて6時半に「山手猫階段」へ行くと、M浦さんが息せき切ってやって来た。言うには、噂ではI氏宅に出入りしていたというお腹が大きく見えた黒猫が「山手猫階段」の反対側の上り口に現れたのだとか。彼女がその猫を見たのは今日で3回目なのだそうだ。お腹はぺちゃんこでとても空腹そうに餌をねだるが近寄っては来なかったという。カリカリを容器に入れ、置いてやると盛んに食べ始めたが、6時半になってしまったので私を呼びに来たという。
私も息を切らして階段を登り下りして駆けつけてみたら、その黒猫は餌を食べ尽くして消えていた。代わりに、J先生と私がI氏宅を訪問した日から姿が見えなくなったとM浦さんが主張していた【ニャン太】がいつもの公園ではなく、そんなところへ出て来た。そこはI氏宅の庭へと通じているところではある。
その黒猫が本当に噂通り、お腹が大きかったのならばもう産んでしまって子育て中なのかも知れない。するとむやみに捕獲も出来ない。実力行使は、もう少し我々が実態を把握してからだ。
で、1週間ぶりに出て来た【ニャン太】だが、山手猫に比べると薄汚く、目のあたりがグチャグチャになっている。余程空腹なのか、M浦さんの与えるカリカリを貪り食べて咽んだりしている。持参のデジカメで写真を撮った。 http://nigiwai.net/necology/nyanta.htm
トムを車の中に置き去りにしているので、長居も出来ない。水とカリカリを置き、車に戻る。学院内の駐車場にはJ先生の車もない。とにかく犬山動物病院へと向かう。病院は7時までなのだが、ワンちゃんの先客が2組、待合室で待っていた。勤め人はギリギリに駆け込んでくるものとみえる。トムはキャリーの中でじっとおとなしくしている。
トムの前の患犬が診察室に入っている間に院長がモモコを待合室に連れてきた。何と!入院2日後の18日に見た時よりもずーっと肉付きが良くなっている。それもその筈、1kgだったのがたった1週間で1,5kgにまで増えている。まだシャンプーなどは出来ないがそれでもずい分こぎれいに見える。
診察を終えた患犬が出て来ても、M浦さんの膝に抱かれたまま全く動じない。この時期、皮膚病のワンちゃんが多いようだ。その柴犬は全身、本当にひどい状態だった。可哀相に痒くて堪らないようだ。
トムの診察を終えて出てきたら、モモコが下痢気味でお尻が臭いといってM浦さん、ペーパータオルでお尻を拭いている。それが刺激となったのか、抱かれたままモモコはジャージャーとおしっこをし始めた。仕方がないのでM浦さんは丁度赤ちゃんにおしっこをさせるようにモモコを抱きかかえたまま床にさせる。時間をかけてずい分大量にしている。床には大きな水溜りができた。M浦さんのスラックスも濡れてしまった。私が床掃除をしていると院長が出て来て粗相をしたモモコを連れて行ってしまった。
M浦さんは近くの公衆電話からJ先生宅に電話する。丁度、外出の仕事から帰宅したばかりのJ先生がつかまり、捕獲器をJ先生宅まで取りに伺う旨、告げる。ついでにモモコの様子を話す。先生の話ではモモコはいきなり学院内に捨てられたのではなく、近くの「瀬上の池」付近に捨てられていたらしい。学院のサッカー部の男子生徒が16日の日中に見つけて学院内に連れ帰ったのだという。ミルクをやったが飲まず、どこかに隠れてしまったという。そして夜になって、どうした巡り合わせか、我々に助けを求めてきたのだ。これも何かの縁だろう。 http://nigiwai.net/necology/momoko.htm
目指すJ先生宅はなかなか見つけられない。そのマンション群は20棟以上もあり、バラバラに建っているので、目指す号棟がどれだか全く分からない。迷いに迷ってやっとたどり着いた。下まで出ていたJ先生はさぞや待ちくたびれたことだろう。そこで話好きのM浦さん、J先生と私、おまけにきれいな三毛猫まで現れて、あれこれ猫談義が尽きない。
やっと出発し「山手猫階段」でM浦さんと捕獲器を下ろす。もう8時半を過ぎ、猫たちが集まってきた。M浦さんは手持ちのカリカリを給餌して帰るが足りそうにない。帰宅後、缶詰をたっぷり持って給餌に駆けつける。
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