++るうの独り言++
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2004年03月12日(金) 朝から感情的

※以下かなり感情的な暴言なので読み飛ばして下さい(^-^;

この頃の少子化問題に触れた新聞読んでて

まず若い男性が結婚したがらないという話で
「なんで嫁や子どもに自分の稼いだお金をむしりとられなければならないの」
という本音に、わたしゃ大笑い。はっはっはっは。

で、子どもを産む産まないの話で
「今の日本の社会は子どもを安心して生むことのできる状況にはありません。もっと、子どもを安心して産むことのできる社会を創らなければ、どんどんと少子化は進むでしょう。税金や年金など、どんどんと家計は苦しくなり、共働きでなくては家計のやりくりができない状況へと追い込む状態で、女性が妊娠・出産・育児をするのは大変です。保育制度も整ってはいません。その辺を何とかしなくては」
「子供を持って、生活水準がガクッと下がる不安。
そして、その子供が、自分と同じように長期にわたって親のすねをかじり続ける不安。高度な教育をしていかなけばいけないという重責」
という記事には
あほかおめーら、と怒った。
わたしはこういう正義の味方顔したしったかぶりの偽善者がだいーきらい。

なにが、「今の日本の社会」だ。
江戸時代に戻って・・・いや・・・昭和30年ぐらいで十分だ。
その時代に戻って、子育てしてみろよ。
日本の流れやいろいろな人々の努力をわかろうともせずに、さかしらな言葉をはくんじゃないっ!
自分のことはみんな棚にあげて悪いのは「他」と決めつける。こういう事を平気な顔して言うような偽善者が虐待や差別を産むんだ。
偽善者は、行動と言ってる事、本音と建て前が大幅にちがうからそのストレスが弱い者に向けられるんだろうな(笑)


単に「私が贅沢したいんだからいろんなことしたいんだから、こどもいるとじゃまー」
といってるに過ぎない。それならそう正直に言ったほうがずっとかわいげがある。
結婚し子どもを作ったが
「子どもいるとじゃまー」というところから抜け出せない連中が、
子どもといっしょに自分も成長していこうという覚悟のないまま親になった人間が虐待を繰りかえす。
それなら最初っから結婚しないという先の記事の男性のほうがずっといい。

責任を負う事の充実感、誇り
ありがとうをいわれることの
うれしさ、生き甲斐
愛する者の笑顔、健康
そういった物が、自分の物質的充足よりはるかにすばらしいものだ、と気付かないで生涯終わる人が多い。

つまり、少子化の根本的な問題は先日書いた『大人』や『プロフェッショナル』が激減したってことによるんだと思う。
『腹をくくる覚悟』ができる人間が少なくなったってことである。
「よし、どんなになっても最後まで責任おうぞっ! 全力でやるぞ」とかいう覚悟である。
(その覚悟のおかげでどんなにすばらしい人生がおくれるか!)
それができないんじゃ、ね。
精神的に貧しい似非大人に子どもを産んでほしくない。
社会に参加してほしくない。
そのために少子化で日本が立ち行かなくなっても
フリーターばっかりで困る事になっても
将来外国人労働者問題で頭かかえようと、
数百年後に日本人が滅びようとも、
今現在、「偽善者大人」のせいで虐待されたり傷つけられたりする子どもが増えるよりずっといい。
これから真の日本人の大人になろうとする子どもたちの邪魔をされるよりずっといい。




◆昔の今日の記事


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