++るうの独り言++
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2002年10月23日(水) 暴言の極み

「私たちの北朝鮮での24年間はどうするのだ!」と拉致被害者の1人がいったそうな。
これ聞いて、そーだそーだ!!、と強く思ってしまったのさ。

24年間ほっといたくせに。
結局親も国民も国も誰も助けられなかったくせに。

悩みうらみ呪いそしてあきらめ、血を吐くような思いをし脳みそをすっかりいれかえるような決心をし、自分の24年間を自力で誰の助けも得ず作り上げてきたというのに。
その24年間をすべて否定することのできる人間は日本には1人もいないはず。

拉致被害者が帰ってきたとき、かわいそう・気の毒だけで
彼らにだれもなにも謝らなかったのが気になって気になってしょうがない。

愛国心は戦争につながるとばかり
国旗も国歌も軍備も法律も持たない日本
そのことが「拉致」なんて悲劇をうみだした大きな一因にもなっているのに気がつかない。

そんな日本が、日本人が
北朝鮮で「幸せに」暮らしている、
日本語はしゃべることができない、
多感な子供たちを受け入れる体制をととのえられるのか。
「幸せ」を実感させてあげることができるのか。

今度は自分たちが親から子を引き裂くのか? 
日本へ子供を拉致しようというのか?
被害者がおかえしに加害者になるのか?

そしてすでにもう5人の家族が「道具」になりつつあるような気がしてならない。

だからこそ1番いいのは
「気楽に」「いつでも」行き来ができる状況をすぐに作ればいいんだ。
日本で一緒にくらしてなくたって、電話で話せる、休みには遊びにいける。
そういう状況の親子は他の国ならいくらでもいるだろう。

国交正常化して!
すぐにっ!
福岡のおばちゃんが、韓国に船で夕食の食材買いにいくように、そんな関係の国にすぐしてっ!

今回、
『私はそう思わない』
『私ならそうしない』
『なんか変だ』
って、どうも拉致被害者の家族と食い違うところが多いんだ。
なんでだろうか??




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