++るうの独り言++
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2002年06月10日(月) お米をじゃー!

アンズシロップは仕込んで二日ですでにこんな感じ。
いいにおいがする。はやくのみたいのみたいのみたいのみたい。

ところで、我が家はいまお米のなくなるのがとても早い。
今までは1日に4合でたりてたんだが、このごろは一食で4合をたべきってしまうことがほとんど。
次回の生協までにまだ3日もあるのに、米がなくなってしまったので、2kgだけ農産物センターへ買いに行く。
その場で精米してくれる。

ちかごろ無洗米というのがはやりだが
そして「水をよごさない」「環境によい」というのが売りだが
わたしはあの単に無精さを強調しただけのばかっぽいコマーシャルが大嫌いなので、無洗米は避けている。手にするのもシャクなくらいあのコマーシャル嫌い(笑)。

お米をとぐのがめんどうくさいという人間たちにも
「洗わなくて(とがなくて)いい」ということを強調し米の消費拡大をはかった。
で、
たまたま「水を汚さない」という利点があったのでラッキーだった。

というやっぱり商魂たくましいひとつの作戦にすぎないのではないだろうかと。

「環境によいから積極的に無洗米をつかいましょう」
というキャンペーンではなさそうだし。

それに環境面では
たしかに各家庭で水は汚さないかもしれないが
一人1年間無洗米を食べると、無洗米を製造する段階で、その年間の二酸化炭素排出量は「掃除機を12時間かけた」状態に匹敵するというではないか。
しかも正しい利用をもっとアピールしないと、無洗米を水で洗う人も結構(利用者の約60%)いて、汚水に関してはさほどの利点は出てこないのではないか? 無洗米の製造方法によっては精白米ととぎ汁の中の化学的酸素要求量がさほど変わらないというのもあったぞ。
するてーと無洗米が「環境にいい」とはいいがたいではないか。
それに水道代を使わない、といことがあっても無洗米は高い。
環境問題つうのは、金銭的余裕のある人だけが考えればいいことではないはず。

いや、使っちゃいけないとかお店の作戦に乗るな、とかそういうつもりは全然ない。私だってキャンプのときや、手がいたくて炊事がちょっとつらいという人には却って勧めたりする。
ただ「環境にいい」とかいってごまかすなー。
使うんなら、堂々と
「だって簡単で便利なんだもーん。手が冷たくなくていいんだもーん。多少高くたってめんどくさくないしぃ。このおかげでお米を前より食べるようになったしぃ」
と正直にいいなさい。




◆昔の今日の記事


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