++るうの独り言++
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2002年01月25日(金) クジラ

くじら、砂に埋めちゃうんだって。
標本にするんだってさ。

もったいなーい。
ちょっとくれないかな。
竜田揚げにして食いたいんだが(^^ゞ 

ちょっと前だったら
13頭のものクジラが勝手に浜辺にうちあげられたんだ。
その浜の村人は
狂喜乱舞し
神に感謝し
そんな気まぐれを神に起こさせる原因となった人物を称え
クジラを供養し
盛大な祭りをし
クジラが影も形もなくなるまで食えや飲めや歌えの大酒宴を催し
その影響で他の村々の人がそこに集まり
ちょっと店も出たりして経済交流なんかもあったりして
そして長老はこの出来事を畏れと感謝と大いなる創作をもって後世に語り継ぐのだろう。

村民のお腹は充分に潤い、
しばらくの間、生活のそこここにクジラの香りが漂いつづく。

・・・幸せだったろうなあ。
・・・クジラもそのほうが幸せじゃないかなあ。

その時代の人々はこういった現象に「神への感謝」を思うが、
現代人は「なにか不穏な空気」を感じてしまっているし。




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