シネマ日記
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2003年09月11日(木) ファム・ファタール

観終わってみると、
そうだっ、コレって、デ・パルマ作品だったのよね、
・・・っといかにも頷ける、そんな作品デシタ。
しばらく前のニコちゃんの「スネーク・アイズ」よりもっとうんとデ・パルマ的。
・・・だと思いマス。
音楽もやはり坂本龍一。
これがしかし、私、すっかりあの”ボレロ”のアレンジ版かな・・っとしか思っておらず、
監督の意にそうように作った苦心の作だとは気付きませんデシタ(^^;;;
まさに”ボレリッシュ”、音楽でまで騙されていたのね〜(爆)

冒頭がまさにカンヌ映画祭のレッドカーペット。
華やかな舞台で、ひと際目を惹く女性のドレスと言おうか装飾品と言おうか・・・
1000万ドルの宝石の強奪事件から物語が始まる。
この事件をスタートさせた美貌の実行犯ロールが
あの「Xメン」でのミスティークなレベッカ・ローミン=ステイモス。
まさに大柄で完璧なモデル体型を十二分に生かしてのこの役。
なんでも当初、この役はユマ・サーマンで予定されていて
彼女の妊娠に伴い、レベッカ嬢が抜擢されたのだとか。
ユマ・サーマンだと、また違った雰囲気になっていただろうけど、
観終わると、このド迫力な退かない演技っぷりに、
レベッカ嬢のロールで成功だったのでは・・って気がします。
それに途中観てて、ん?コレってR指定付いてたんだっけ・・・っとまで
思わせるような大胆なシーンもアチコチに〜(*^o^*)
でも決していやらしく見えないのは、やっぱりそれもまたレベッカ嬢の魅力なのかも。
さすがに青く塗ってはないので(アタリマエ(爆))ミスティークは重なってきませんでしたが、
彼女が黒髪で登場してるシーンでは、意外なことに、顔だけ見ると
ネーブ・キャンベルに雰囲気が似てることを発見。
そりゃもちろん体つきは、全然違いそうですが・・。
そんな彼女に、しっかり絡め取られ、思いっきり振り回される役・・・
・・・っと厳密に言って良いのかはわかりませんが(謎爆)には、
アントニオ・バンデラス。
なんか彼、最近、悪女風な横に居る役柄って多くありません〜?

まぁともかく、しっかり”騙し”の作品デス。
観ていて、途中、ん?なんで?っと思えるシーンもポツポツとはあったんだけど・・
(なぜに何気にピーター・コヨーテにもグレッグ・ヘンリーにもスレ違うのよ・・とかね(爆))
気付けなかった部分も多く、劇場鑑賞後すぐに、あらためてDVDなりビデオなりで
再鑑賞チェックしなくちゃ〜〜っと思えたんだから
楽しめた〜〜ってことかな(^_^;)

それにしても長い○(漢字一文字(爆))
あれだけ長かったら、まずあそこで、お○(ひらがな一文字(爆))れてるよ・・(笑)


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