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| 2005年06月07日(火) ■ |
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| 98映画ノートから「踊る大走査線」 |
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98.12.19 東宝 「踊る大走査線」 本広克行監督 君塚良一脚本 織田裕二 深津絵理 水野美紀 いかりや長介 柳葉敏郎 小泉京子 ユースケサンタマリア
TVドラマの延長戦のドラマならていねいに作った娯楽劇だが、これを映画だというならとんだ子供だまし映画である。ほころびが目立ちすぎる。偶然が2つ以上重なるのは、主人公のクライマックス部分だけでいい。小泉京子の指定場所と犯人の指定場所が同時刻同時間。3つの事件が3日間同時並行で進む。結局3つとも関係なかったことがわかる。しかし、一つの事件を説明するためのあと二つの事件であることは明らか。誘拐犯人がいくら子供の犯行であったってTVも見ていなかったなんて。細部をリアルにとってこそ大きな嘘をつけるものだ。こういう映画に「金を出しても惜しくなかった」なんて言う感想が飛び出るのが不思議だ。
《現在の感想》 まさかこの映画が大ヒットをかますなんて、この時点では想像だにしなかった。ここに書いてあるように、いくら娯楽作品だからといって、大きなうそをつくためには小さなリアリティを無数に重ねないといけないのは映画の常識だと思う。全然なっていない。
もちろん「事件は会議室で起きているんじゃない。現場でおきているんだ。」というテーマは共感した。しかしテーマがよければいいってもんじゃないだろ、という気持ちでこの感想を書いたのだが、世の若者はこの程度の映像でオッケーなんだ、ということが分かりがっかり。この程度の映像に1000円から1800円も出す人の気が知れない。そういいながら私は「2」も見たのである。やはり同じ感想であった。そしてこれもヒットしたのが不思議でならなかった。
韓国ではジブリもこれも上映されていたが、「千と千尋」は大ヒットしたが、これは全然飛ばなかったらしい。思うに当然である。
つい懐かしくて長いこと番外編を続けてしまったが、ある程度ストックが出来たので、明日からは現在の「映画・読書・旅」をレポートしていきたいと思う。
節約生活に入ったので、映画はDVD、本は図書館で借りるのが多くなったのではあるが。
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