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2005年02月14日(月)
「アレキサンダー」は60点

「アレキサンダー」オリバー・ストーン監督 コリン・ファレル アンジェリーナ・ジョリー
期待していただけに肩透かし。監督は史実にとらわれすぎて、何もかも描いてしまい、結局描きたかったものを忘れてしまったのだとしか思えない。
アレキサンダーはなぜ10年間で「世界」を征服できたのか。なぜ死んだのか。そういう「ミステリー」に応える映画だという前宣伝はしないほうが良かった。何も応えていないのだから。母(ジョリー)に対する反発?父親を越えたいという想い?それでなぜあんなに強い軍隊が作れる?ゲイの友人(ヘファイスティオン)に対する想い?このエピソードの持つ意味が良く分からなかった。
監督はなぜこの時期にこの映画を作ったのだろう。泥沼に陥っていく戦況が今のアメリカにだぶる気がしないでもない。しかし社会批判の鋭さはほとんどない。残念である。
ジョリーの妖艶さ、インド戦の闘い場面の処理の仕方だけが良かった。