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2005年02月11日(金)
「レイクサイドマーダーケース」は70点

「レイクサイドマーダーケース」青山真二監督 役所広司 薬師丸ひろ子 豊川悦治 柄本明
(読めば分かりますが、この作品のミステリー部分の私の考えの過程をさらけ出しています。しかしだからといってネタバレになるというわけではありません。)

東野圭吾の新作が映画になった。私は根っからの東野圭吾ファンであるが、自慢ではないが、彼の本格推理物を当てた記憶がほとんどない。しかし彼の本格推理は好きなのだ。「私が彼を殺した」(講談社文庫)など、帯にわざわざ容疑者は三人と書いてあるのにもかかわらず、四人目の容疑者を探し出してそれがが犯人だと思い込んだりする私でした。考えすぎなんですね。よってこの作品も見る前に容疑者を絞り込んだりしました。

東野の名作「名探偵の掟」の中に、「犯人当て推理の不文律に、最も犯人らしくない人物が犯人である」という言葉があります。もうひとつ、映画になった場合、犯人は必ず主役級の俳優である、という原則を付け加えてもいいと思います。そうでないと殺すときの場面「絵にならない」からです。そういう意味であらかじめ考えると、容疑者は四人。役所と薬師丸と、柄本と、豊川です。鶴見辰吾に犯人役は荷が重いでしょうが一応次点ぐらいにしときましょう。杉田と黒田は問題外です。この四人で最も犯人らしくないやつ、それが犯人です。

始まりました。殺人が行われるまでが勝負です。この作品、役所の視点で語られるみたいです。しかしだからといって役所を容疑者からはずすわけではありません。「シークレットウィンドウ」で見事にだまされた私です。(あれで見事にだまされたのはこの掲示板では私だけ?)いくつかの変な部分が出てきます。薬師丸の瞳が突然緑になるのはなぜ。愛人はなぜ突然別荘に来たのか。薬師丸と愛人が丁寧に「初対面」の挨拶をしたがかえって怪しい。柄本が役所がホテルに行くときなぜいなかったのか。役所がホテルの前でボーとしていたときに横切った影は何なのか。あの写真の意味は?

殺人が行われました。一番怪しいのは薬師丸でした。次は柄本。彼はあまりにも手際が良すぎる。役所に関しては、映像上、殺人を行うのはムリなので、今回は容疑者からはずしましょう。そうなると全然でてこない豊川が一番犯人らしくないということになります。
分かった。犯人は豊川悦治である。

いや、それにしても薬師丸ひろ子はいい女になった。彼女を妻にして私も尻にひかれてみたい。