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| 2004年12月30日(木) ■ |
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| 「古代の百済・加耶と日本」 韓国文化院監修 |
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「古代の百済・加耶と日本」[古代の日本と韓国]シリーズ3 韓国文化院監修 古代の加耶と日本は非常に密接した関係にあった。百済はそれに少し遅れるが、飛鳥文化ひいては大和朝廷の確立時期に決定的な影響を及ぼしたのは、今では常識の部類に入るだろう。
しかし、それが具体的にどういう関係であったのかはまだ「藪の中」ではある。また、それに関しての分かりやすいテキストは非常に少ない。ひとえに、韓国側の資料がまだまだ乏しい事から来ていると私は思う。そういう意味で、韓国文化院が主催したこの連続講演会の記録は貴重である。ほとんどが今から15年ほど前の記録であり、今では古くなったデータもあるかも知れず、それは不満ではあるが、韓国の第一人者の講演を聞くと言う意味では貴重なシリーズであると思う。
倭の王の弟と、高麗の大加耶の王と金官加耶の王の三人が加耶連合の議決権を持っていたかもしれないと言う記述には、非常に興味を持った。資料の信憑性も、年代も明かになってはいないそうだが、いかにもありそうなことではある。ここには私がこの数年に訪れた金海、釜山福泉洞遺跡、公州の武寧王の遺品解説の記述もある。非常に参考になった。
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