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2004年12月20日(月)
「知里幸恵「アイヌ神謡集」への道」 北海道文学館編 

「知里幸恵「アイヌ神謡集」への道」東京書籍 北海道文学館編 
たまたま読んだ「アイヌ神謡集」に心動かされたのでこの本を購入。知里幸恵が非常に多くの人に、特に北海道の人に愛され、尊敬されているのだと知った。驚き、そして納得した。

巻末の「知里幸恵東京での129日」(幸恵の日記や手紙金銭出納帳によって再現)は良い資料だった。彼女は死の直前まで何をみて何を考えていたのか、推測できるようになっている。特に知りあいのアイヌが死んでとても苦しんだ数日後に、自分が子守りをしていた金田一春彦(当時赤ん坊)が井戸に落ち、九死に一生を得た辺りはひどく感動的である。井上ひさしが劇として脚本を書いてくれたらとても面白いのが出来るのになあ、などと想像してみる。