日々あんだら
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2012年01月22日(日) 深みと鮮烈




「おれがカレーに求めてるのは、深みと鮮烈さやねん」

と言ったら大爆笑された。昨日、カラオケの前に行ったモノグラムでのこと。
最近のおれのテーマは肉をひとかけらも入れず、できるだけ動物性の物を排して、いかに旨い野菜カレーを作るか、なのである。
kitchenのyuicoさんにある秘伝の策を伝授されて、それを試してみたら確かに旨くなった。
しかしそこで得られたのは深みだけなのである。
鮮烈さが足りない。

…という話をしたらひさよちゃんやなぎちゃんやもう一人の子(そういや名前聞いてない。^^;)に
「『鮮烈さ』なんて表現、初めて聞きました!!(笑)」と大爆笑されたのだ。
「いや、でも、おれはまろやかなカレーより鮮烈なカレーの方が好きやねん」と言うと、
ひさよちゃんも「ああ、まろやかさより私も鮮烈さです」と言う。ほらね。
そこからしばらく「辛さと鮮烈さは違う」「さわやかさと鮮烈さも違う」「カレーのつけあわせは福神漬けよりらっきょう」などと盛り上がった。
みんな、ランチ前でお腹減ってたのにごめん。おれは天丼食べてお腹いっぱいやってん。(笑)
(どうでもいいけど、西日本では「ふくしんづけ」という。東京で「ふくじんづけ」って発音を聞くと
 「副腎漬け」という字面を想像してしまって気持ち悪い。笑)


で、今日のお昼は先週作って冷凍しといたカレーを解凍して食べたんだけど、やっぱり鮮烈さが足りない。
鮮烈さとは、口に入れた瞬間のインパクトである。
上手く言葉では説明できない。辛さももちろんその一要素ではあるんだけど、決してそれだけではない。

そのインパクトがおれのカレーには無いのだ。
旨いカレーは、辛口だろうが甘口だろうが、口に入れた瞬間に「んんっ!」と来る何かがある。
おれのカレーは噛んでたら美味しいし、飲み込んだ後の後味も悪くはない。
でも、口に入れた瞬間が凡庸すぎるのだ。
人間もカレーも、まず重要なのは第一印象。
そこで印象に残らないようではいつまでたっても「いい人」の範疇からは出られないのだ!!(何の話?)


ということで、これからも鮮烈で深いカレーを探究していく所存。
目指すは「野菜カレーマスター」の称号なのである。
誰からも呼ばれなくて構わない。自分でそう思えるように頑張ります。(笑)


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