日々あんだら
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「おれがカレーに求めてるのは、深みと鮮烈さやねん」
と言ったら大爆笑された。昨日、カラオケの前に行ったモノグラムでのこと。 最近のおれのテーマは肉をひとかけらも入れず、できるだけ動物性の物を排して、いかに旨い野菜カレーを作るか、なのである。 kitchenのyuicoさんにある秘伝の策を伝授されて、それを試してみたら確かに旨くなった。 しかしそこで得られたのは深みだけなのである。 鮮烈さが足りない。
…という話をしたらひさよちゃんやなぎちゃんやもう一人の子(そういや名前聞いてない。^^;)に 「『鮮烈さ』なんて表現、初めて聞きました!!(笑)」と大爆笑されたのだ。 「いや、でも、おれはまろやかなカレーより鮮烈なカレーの方が好きやねん」と言うと、 ひさよちゃんも「ああ、まろやかさより私も鮮烈さです」と言う。ほらね。 そこからしばらく「辛さと鮮烈さは違う」「さわやかさと鮮烈さも違う」「カレーのつけあわせは福神漬けよりらっきょう」などと盛り上がった。 みんな、ランチ前でお腹減ってたのにごめん。おれは天丼食べてお腹いっぱいやってん。(笑) (どうでもいいけど、西日本では「ふくしんづけ」という。東京で「ふくじんづけ」って発音を聞くと 「副腎漬け」という字面を想像してしまって気持ち悪い。笑)
で、今日のお昼は先週作って冷凍しといたカレーを解凍して食べたんだけど、やっぱり鮮烈さが足りない。 鮮烈さとは、口に入れた瞬間のインパクトである。 上手く言葉では説明できない。辛さももちろんその一要素ではあるんだけど、決してそれだけではない。
そのインパクトがおれのカレーには無いのだ。 旨いカレーは、辛口だろうが甘口だろうが、口に入れた瞬間に「んんっ!」と来る何かがある。 おれのカレーは噛んでたら美味しいし、飲み込んだ後の後味も悪くはない。 でも、口に入れた瞬間が凡庸すぎるのだ。 人間もカレーも、まず重要なのは第一印象。 そこで印象に残らないようではいつまでたっても「いい人」の範疇からは出られないのだ!!(何の話?)
ということで、これからも鮮烈で深いカレーを探究していく所存。 目指すは「野菜カレーマスター」の称号なのである。 誰からも呼ばれなくて構わない。自分でそう思えるように頑張ります。(笑)
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