日々あんだら
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2005年04月04日(月) kazuさんを囲む会。


ラピュタや。(笑)


先週土曜日曜と東京に行ってきました。
今日はその土曜日の話。

元々日曜日に用事があって、じゃあ土曜日に向こうでみんなに遊んでもらおうと思ったのが3月頭頃。
mixiに「4月2日の夜にレンレンで飲もう!」と書くと、すぐさま10人弱の人たちが集まってくれることに。
感謝!!

じゃあ昼間はどうしよう…と思ってたらお世話になってるPKBのkazuさんが2日に東京に行くことが判明!
ということで昼間はkazuさんたちに遊んでもらうことにした。
完璧!!


そうこうしていた3月下旬、いつも買っているモノクロ写真専門雑誌「Natural Grow」を買ってみると、
全80ページのうち60ページが写真家のハービー山口さんの特集だった。
いや「ハービー特集の雑誌」というよりは、むしろ「写真集」。(笑)
前々から当然名前は知っていて作品もぽつぽつと見たことはあったんだけど、
あんなに大量の作品をまとめて見るのは初めて。
その優しい空気が漂ってくるような写真に一発でファンになってしまった。
んで、前から熱烈なファンであるnanaさんとハービー話に花を咲かせていると、
「4月2日、ハービーさんの写真展やってるよ」と。
なに〜!それは行く。絶対行く!!kazuさんたち誘ってみんなで行こう!!
チャットで盛り上がる僕とnanaさん。

さらに「その日、ワークショップもあるんだって!」と追加情報が。
「ハービーさんに直接会えるなんて、鼻血出ちゃう!!」と、チャットでもわかるnanaさんの興奮ぶり。(笑)
しかも、『一人一人の顔が見える少人数制で』『自分の作品を見て講評してもらえて』
『ワークショップの後は無礼講のコンパ付き』と来た。
「ダメ、倒れる…」とはnanaさんの弁。
まあ僕は鼻血も出ないし倒れないし緊張すらもしないと思うけど、(笑)
僕もどうしても行きたくなってしまった。

しかしkazuさんが東京に滞在してるのは10:00〜17:00くらい。
レンレンの約束が18:00から。このお店は所沢なので、都区内から1時間くらいは見ておかなくてはならない。
んで、ワークショップが15:00〜18:00。その後コンパ。


かぶっとるがな。
思いっきりかぶっとるがな。


本来なら先に約束してたkazuさんやレンレンの方の予定を最優先にすべきだ。
それはわかってるんだけど、行きたいんだもん!どうしても行きたいんだもん!!
だってこんな機会は滅多にない。
あんな優しい写真を撮る人の人となりに触れてみたいという気持ちがすごく強くて。
去年あたりからずーっと感じている、自分の写真の行き詰まりを打開する、
なにか一つのきっかけにもなるかもしれないし。
そしてこんな機会があるタイミングに、僕が東京にいることなんてもうないかもしれない。


ということで、
10:00〜15:00 kazuさんたちとランチ&写真展(途中抜け)
15:00〜19:00 ワークショップとコンパ(途中抜け)
20:00〜    レンレン(遅刻)
というものすごい詰め込んだ、ある意味中途半端なスケジュールに決めました。

先約してたみなさん、本当にごめんなさい。




ということで土曜日。
朝5時半起きで伊丹空港から羽田へ向かう。もうすっかり通いなれたコース。
大阪に引っ越してから(出張も含めて)何回東京に行ったかなぁ。もう覚えてないんだけど。(笑)

9時前に羽田空港に到着して、京急の改札に向かう。
そこで9時20分に、kazuさんを出迎えに来たnanaさんと合流する。
徳島からやってくるkazuさんが到着する10時まではまだ時間があるので
すぐそこのスタバに入ってコーヒーを飲む。

この日、僕は泊まりなのでカメラバッグの他に着替えやみんなへのお土産を入れたバッグを持っていて
大荷物だったんだけど、よく見れば泊まりでもなんでもないnanaさんの荷物が僕のと同じくらいの量。
「なんでそんなに荷物がでっかいんですか?」と聞いてみると、よくぞ聞いてくれました、
と言わんばかりの勝ち誇った顔でnanaさんがその荷物を開ける。
中から出て来たのはマンガに出て来そうなビン底眼鏡とアフロのヅラ。

僕「…」
nanaさん「これでkazuっちを出迎えるの!」

相変わらずの芸人魂やのぅ。
そう思って他人事のように感心していた僕の動きが次の言葉で硬直した。

nanaさん「私が眼鏡かけるから、hideはアフロね」
僕「…どぅえええええっ!!」

いや、僕そういうキャラじゃないんですけどっ!!
というか細い抵抗はあっさり無視されて、スタバでかぶせられる僕。
「いるいる、こういうの!!」と爆笑しながらシャッターを押すnanaさん。
店員さんや他のお客さんのみならず、すぐそばのエスカレーターを登る人たちからも
注目されてたのは言うまでもなかった。(泣)



kazuさん到着時刻が近づいて来たので到着出口に移動する。
もうすぐ出てくるという連絡が入ったので、出口からはまっすぐ見えないところに隠れて装着する2人。
…め、メッチャ変な目で見られてるよぅ。

僕「周りの人からメッチャ見られてますけど…」
nanaさん「大丈夫」

即答されてもなにが大丈夫なのかは僕にはわからない。


で、バタバタしてると、遠巻きにこちらを伺う人の中に見たことのある顔が…
恐る恐る近づいてくるその人がkazuさんだった。
「なにしてるのー!」とこっちを指差し爆笑するkazuさん。
どうやら周りの人たちの視線をたどってみたら変な二人がいて、恐々近づいてみたら僕たちだったらしい。


…とりあえずうけて良かった。これでkazuさんが笑ってくれなかったら立ち直れなかった。


kazuさんnanaさんの同級生コンビが感動の再会を果たしたところで、最初の目的地・下北沢に向かう。
電車の中でもおねーさま方はエンジン全開。
下ネタを織り交ぜつつ盛り上がる。

僕「今、朝の10時半ですから!ここ、電車の中ですからっ!!」

僕はかぶり物も下ネタも苦手なキャラですので、よろしく。(笑)


羽田空港から下北に着くまでに乗換えが2回。つまり改札を抜けるのが2回。
そのたびにkazuさんが「切符取るの忘れた!」と騒ぐ。
まあ、徳島電車無いからねー。(※あります)
乗り慣れてなかったら仕方ないよねー。
と、自分の出身地こそホントに電車が無いのを棚に上げてkazuさんを茶化しながら歩く。


下北に着いたのは他のみんなとの待ち合わせより30分ほど前だった。
そこで3人で下北を散策する。
花屋さんを見つけては覗き込み、「安っ!」とうめくnanaさん。(花屋さん)
「ウチって高いのかなぁ…」と悩む。

フラッと入った雑貨屋さんで、ビン底眼鏡を見つける。
迷わず購入するkazuさん。もうすでにnanaさんの術中である。
「じゃあ、2人がこれをかけて、hideはアフロでみんなを出迎えよう」
…だからなんでそーなるんですかっ!!

僕のか細い抵抗が再度黙殺されたのは言うまでもない。


路地から駅前の通りに出る前にセッティングする。
あうあう…
僕「お二人は後ろから見たらなんでもないですけど、僕は360°どこから見てもおかしいんですよ」
そんな言葉も聞き入れてもらえず。。。
しかも駅前までまだ200mほどあった。完全にさらし者である。


駅前に着くと子供連れでカメラをぶら下げた集団が目に入った。
「あ、あれだ」とkazuさん(with ビン底)がつぶやく。
よし、行くぞっ!!
左右の腕をkazuさんとnanaさんと組んで「お待たせ〜」と集団の中に突っ込んでいく。



………(シ〜〜〜〜〜ン)………



思いっきり滑りました。(合掌)
…ほら〜!だからやめようって言うたやんかっ!!(T_T)

ちなみにこの日のメンバーはカミュさん、柊さん、yasuAさんのいつもの(?)メンバーと、
初めましてなmyuさん親子、チーさん、MOKOさん親子、かなさん、akkoさん。
総勢14名の大所帯。
待ち合わせの場所でさっそくmyuさんのお子さんとMOKOさんのお子さん(双子ちゃん)と遊ぶ。
さすが写真サイト管理人のお子さんたち。ものすごいカメラ慣れしてる。(笑)
レンズを向けるといい顔をしてくれるのだった。^^


で、その大人数(しかも子連れカメラ持参)で狭い下北の街をカフェに向かって進む。
きっとかなり目立ってたんじゃないかと思う。(笑)
今日のランチはカミュさんとkazuさんが予約しておいてくれた「モワカフェ」。
僕は行ったことがないんだけど、素敵な和カフェらしい。
そして、この界隈でこの人数を受け入れてもらえそうなところはここくらいしかなかったらしい。(笑)

くねくねと路地を進んで(※道忘れた)1軒の家の前で立ち止まるカミュさん。

え?ここ?
確かにカフェメニューの看板は出ていますけど…普通に「○本」ってお家の表札が出てますけど。。。(笑)


そこは確かに素敵な和カフェだった。板張りの2階スペースに通される。
ここ、いいなぁ。「ここで個展したらいいと思うんだよねー」というカミュさんの言葉に素直にうなづける。

今日は人数が多いので、先にフードメニューは注文していた。
僕は豆たっぷりカレー。ここまで来てもカレー。カレー万歳。(笑)
みんなでいろんなメニューを頼んでいたのでみんなで1口ずつ食べてみる。
やっさんの頼んでいたタイカレー(でしたっけ?)が一番好評。
みんなスプーンでルーをすくい、自分のご飯にかけて食べる。
カミュさんが一番食べてたような。。。(笑)


ここでもものすごく注目を受けていたと思う。
テーブルの上に積み上げられたカメラ。
アフロをかぶって騒ぐ美女2人。
ポジを取り出して窓にかかげ眺める人々。
部屋の隅っこでは子供を高い高いして騒いでいる。(>僕)
もちろんものすごくうるさいわけで。。。

そんな風にまったりワイワイ過ごした後、一行は次なる目的地、四谷三丁目で開催されている
ハービーさんの写真展『静かなシャッター』に向かうのだった。


…お店を出る時「なんの集まりですか?」と店員さんに聞かれてしまった。(笑)


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