日々あんだら
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2004年12月20日(月) いきなり実戦投入




一昨日買ったα-7デジタルですが、昨日いきなり実戦投入してきました。
大学時代の後輩たちが作ったアカペラサークルのデビューコンサート兼クリスマスパーティの撮影。
ていうか、結成して2ヶ月でいきなりライブ、しかもレストラン貸し切りって、彼女ら度胸あるなぁ。(笑)
デビューからいきなり「専属カメラマン」まで付けてますから。(笑)

α-7Dはカメラとしての基本操作は銀塩のα-7と一緒なので心配はしてなかったんだけど、
画像の癖とか、モニターと実際の画像の差とか、その他諸々が良くわかってないのでちょっと心配。

2時過ぎに会場になるイタリアンレストランに行って、
いきなり「いいところに来た」って会場設営など力仕事に駆り出されつつ、
その後始まったリハから本番、その後のパーティのスナップまで撮影。

全部で570枚くらい撮って、途中で何枚も消して、今手元に430枚くらいの写真があります。
この辺、デジにしてよかったと思う部分やなぁ。


さて、それだけ使ってて思ったことをいくつか。
・やっぱり音がでかくて甲高いので耳に響く。ライブ撮影には向かないカメラかも。
 その点はダントツでE-1が向くんだろうなぁ。
・手ブレ補正は偉大。特に(Randyさんから借りっぱなしの^^;)50mmF1.4を付けると強力!
 ノイズもISO400までならほとんど気にならないし。
・でも手ブレ補正をかけても被写体自体が動いてるのであまり意味がないことにすぐ気付く。
・で、フラッシュを付けてバウンスしたり、直当てしたりしながら撮影。
・AFはあまり信用できない。撮った画像見て明らかに外しているものもあり。
 その分(?)ファインダーはものすごく見やすいので、「外してる」と思ったらMFに切り替えて難を逃れる。
 MFをメインカメラにしてて良かったと思う瞬間。(大袈裟)
・液晶がでっかいのはいい感じ。ピンボケも拡大画面にしなくてもわかるし、
 撮った写真をその場で見せるのにも役に立つ。
・JPEG最高画質で普通に撮影している限りは、書き込みに待たされるようなことはなく、
 ストレス無しに撮影できた。
・撮ってるうちに僕が慣れたのか、機械が馴染んだのか、音が若干まろやかになったように感じる。
 まあそれでもまだチープなんだけど。^^;

で、帰って来て早速パソコンのモニターでチェック。
・ひえー、フラッシュを近くで焚いた写真、ほとんどのカットで顔の一部が白飛びしてるぅ。
 「直当てはやばい」と思ってバウンスしたのもあるんだけど、それでも飛んでる。(汗)
 やっぱりデジは露出制御がめちゃくちゃ難しい…コントラストの設定をもっと下げよう。
・でも露出が上手くいってるカットは結構綺麗に撮れてる。
 フィルムとはちょっと感覚が違うけど、これはこれで慣れればいい感じかも。
・ホワイトバランスの設定は細かくできる分、もうちょっと経験が必要かなぁ。


といったところ。
特に気になったのが白飛び。これはもうひどい。
フィルムとかだと白飛びしてももっとゆるやかに自然に飛ぶんだけど、
デジタルだと階調の残っている部分からいきなり飛ぶ。
その境界がはっきりしすぎてて、気持ち悪い顔になってしまっているのが何枚かあった。
やっぱりデジはアンダー目に撮ってあとからトーンカーブ調整した方がいいのか。
てかやっぱり理想はRAWでアンダー目がいいなぁ。
RAWは現像処理に手間隙がかかるからあんまりやりたくないんだけど。


まだまだ癖がつかみきれてないし、前のデジカメみたいに何も考えないで操作できるほど慣れてもいない。
もうしばらく修行が必要みたいです。^^;


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