江草 乗の言いたい放題
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2020年07月21日(火) 沖ノ鳥島は岩である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 中国が島ではなくて単なる岩礁だと主張し、その広大なEEZは無効だと主張している沖ノ鳥島だが、オレもあれはただの岩だと思う。昔は島だったかも知れないが、波で浸食されてしまったのである。これ以上浸食されないように工事して周囲をコンクリートで固めているが、それも空しい努力である。

 その点中国は用意周到である。南シナ海で勝手に占有した南沙諸島の島々に基地を建設し、大勢の人を住ませて支配を既成事実化しているのである。ただの岩であってもそこに人が住んでいればそれは島だというのが中国の主張であり、よその国の土地であっても「我が国の領土だ」と声高に主張し、軍隊を送って占拠してしまえば自国の領土にできるというのがあの国のやり方なのである。

 ただの岩である沖ノ鳥島にむりやりに人を送って居住可能な島にしてしまえば、それは中国が南沙諸島でやってることと同じである。中国が日本の沖ノ鳥島を批判するということは、自国の同様の行為が他の国から批判の対象とされることとなり、単なるブーメランになるだけである。だからこそ日本は沖ノ鳥島を居住可能な要塞化する必要があるのだ。

 もちろんただ居住するだけでは不十分である。周辺海域でサンゴを育成し、ありとあらゆる卑怯な方法を駆使して島の面積が拡大するように工夫すればいいのである。多くの海鳥がやってくるように工夫し、その糞が堆積して土地が増えればいいのである。昆虫の死骸でもいいし、貝類の殻でもいい。中国のように土砂で埋め立てれば反則だが、自然に面積が増えるのは全く問題ないのである。そこに大量の魚類の死骸が堆積し、そこに昆虫がやってきて、さらにその死骸が堆積してという循環で面積が広がるようにするとか、海中でサンゴが大量に成長してその結果島の面積拡大につながるなどの方法である。

 中国はもしかしたら沖ノ鳥島の施設に工作船を衝突させて破壊してくるかもしれない。もちろんあの国のことだから故意にやったことなど絶対に認めないだろう。しかし、工作船が衝突することで、細い岩礁が深海から突き立ってる程度の沖ノ鳥島はぽっきり折れて水没するかも知れないのである。オレが思いつくくらいだから中国政府はそれくらいの作戦は必ず考えているだろう。

この問題に関してはまださまざまな駆け引きをする余地がある。日本が南沙諸島の中国の領有権を認めてやる代わりに沖ノ鳥島には手を出さないと約束させるとかである。もっともあの卑怯な国がそんな約束を守るとは思えないけど。

 沖ノ鳥島があることによって広大な海域が日本のEEZとして確保されている。しかし、日本は本当にその広大なEEZを活用できているだろうか。それは尖閣周辺の海底油田も同様である。中国から見れば開発する企業も名乗りを上げないし、何より政治の混乱で何もできない日本が持ってるよりも中国企業に譲ってくれた方がよほど役に立つというのが本音だろう。

 日本は完全に中国に舐められている。首相が靖国神社を参拝すれば文句を言われるし、教科書に正しい歴史を書けば文句を言われる。日本の歴史教科書の内容にはもちろんウソも書かれているが、文化大革命や天安門事件をなかったことにする中国に比べればはるかにマシである。もしも中国からケチを付けられたら、「お前よりマシ!」と言い放つような政治家が出てほしいのである。オレでよければいつでもなってやるのである。

 


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