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2018年10月26日(金) 奈良市長選挙の謎        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 昨年行われた奈良市長選挙で、現職の仲川げんは、前の生駒市長であった山下真候補と接戦の末に僅差で勝利を収めた。ところが、この選挙では大量の無効票が存在し、その無効票の中になんと現職の仲川氏への投票とみなされたものが多数存在していたらしい。オレはその無効票がどんなものなのかわからないのだが。選挙結果を通して憶測してみたいのである。

 奈良市長選挙の結果だが、有権者数は30万5610人で、投票率が51.02%だったということから有効票数は155922人ということになる。さて、それぞれの候補者の得票は以下のとおりである。

仲川げん  61934
山下真   59912
朝広佳子  20472
井上良子  10615

 このそれぞれの得票数と、投票総数の差が無効票の数ということになる。約3000票の無効票が存在しているが、疑問票の中で有効とされたものはそれぞれの候補者の得票になる。そもそもこの無効票の発生率は高すぎないだろうか?

 オレと同じことを僅差で敗れた山下真候補も感じたようで。なんと選挙管理員委員会に再検証を依頼していたそうだが、その異議申し立ては棄却された。そしてこの争いは法廷闘争に持ち込まれることになったのである。記事を引用しよう。

奈良市選挙管理委員会は19日、7月9日に投開票された奈良市長選で3選した仲川げん氏(41)の当選効力に不服があるとして疑問票の再検証などを求めていた元生駒市長の弁護士、山下真氏(49)の異議申し出を棄却したことを告示した。山下氏は「調べ直すよう県選管に求める」と、県選管に審査申立書を提出する意向を明らかにした。
 決定は15日付。2022票差で落選した山下氏は、仲川氏については「中川」などと書かれたため疑問票に分類後、有効になった票が少なくとも4434票あると指摘、「これだけ多くが疑問票として扱われること自体が異例」などと主張していたが、市選管は「再検証する理由は認められない」とした。


 さて、「仲川」を「中川」と記載したものが有効なのかそうでないのか、オレには判断のしようがないのだが、ただ、異議申し立てを却下し、再検証も拒否した奈良市選挙管理委員会はどうもうさんくさいのである。

 奈良市といえば公務員の不祥事の宝庫である。ずっと休んでるのに給料を受け取り続けたポルシェ公務員は有名になったが、そうした不祥事の体質というのはきっと市役所の中に存在するのだろう。そんな伏魔殿なら選挙の不正に手を染めていそうな気がしてならないのである。そして山下氏が再検証を求めたということは、市職員の間で不正選挙のうわさが存在していたからという気もするのである。

 選挙で不正を行うということは民主主義の破壊である。安倍晋三は公文書を改ざんさせたり、統計の数字をごまかしたりと不正やり放題だが、まだ選挙の不正はしていなさそうである。もちろんこれからするかも知れないが、今はまだしていないというだけだ。もしもこの奈良市長選挙が不正に行われたものであったとしたら、選挙のやり直しになるのか、あるいは当選無効で時点が繰り上がるのか。いずれにしてもオレは山下氏が裁判所に調査を求めたその成り行きが楽しみである。きっと大スキャンダルが潜んでいそうだからだ。


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