江草 乗の言いたい放題
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2018年09月09日(日) 災害対策の限界について・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 災害をなくすにはどうしたらいいのか。安全性を無限大に考えればいいのである。たとえば津波被害を100%なくすには、海岸線から20キロ以内を無人地域にしてそこには人が居住することや活動することを禁止するということが考えられる。もちろん港湾の機能は必要だが、やむを得ず海岸線に近づく人だけは避難できるように工夫しておけばいいのである。いつでも逃げ込むことができる個人用津波対策カプセルを常備するとかである。強化FRPのカプセルの中に入って浮遊しながら回収を待つという方法である。このようなカプセルなら一個20万円くらいで作れるだろう。

 関西空港は台風21号の高潮被害で水没したが、防潮堤は以前の最大の高潮を想定して第二室戸台風の2.8mを基準に作られていたという。台風21号の高潮は3.3mほどあったそうで、波はその防潮堤を軽く越えてしまったのである。過去57年間、それだけの高潮はなかったわけで、50年に一回の高潮に備えて巨額の投資をするべきなのか、それとも被害が起きてからの復旧工事に使うべきなのか、そうした災害に対する対策は悩むところである。自動車のエアバッグのように空気で膨らむ防潮堤が設置されていて、スイッチを入れたら膨らんで防潮堤が3mほど高くなるとかいう仕組みをオレは考えるのだが、そういうのを設置してもそれを使用する機会が50年ないのならきっと「無駄」と主張する人もいるだろう。

 災害対策というのは「もしもの事態」に備えるものである。自動車のエアバッグはもしもの事故に備えているのであり、そのほとんどは一度も使われないまま廃車となる。保険みたいなものである。

 福島原発は過去に起きたことのある津波程度で大きな被害を受けることがわかっていたが、当時の経営陣は自分たちの役員報酬のことしか考えてなくてコストカットするために防潮堤のかさ上げをしなかった。それが世界最大の原発事故につながったのであるが、もしも防潮堤が20mの高さだったり、津波で非常用電源が失われないような工夫さえしていればあの最悪の事故は防げたのである。たかだか200億円くらいでできた対策を怠ったために、東京電力の経営陣は数兆円の損害を国民に与えることになったのだ。その責任の重さを考えればオレは勝俣会長は死刑にすべきだと思っている。

 災害対策は国家の最重要事項である。ロシアに行ってプーチンと意味のない会談をすることなんかよりもはるかに重要なのだ。あのボンクラ安倍晋三が何百回訪露してもどうせ北方領土は返還されないのである。あの馬鹿は全く無駄なことのために税金を浪費してるのである。

 アメリカから押し付けられたイージスアショアなんてものに浪費するゼニで、どれだけ災害対策や教育投資ができるだろうか。国民を災害から守るということを軽視したこの国の未来をオレは危惧するのである。笛吹川の水害を防ぐために武田信玄が築いた「信玄堤」は今でも残っている。武田信玄という稀代の軍略家と安倍晋三という日本の歴史上最低最悪のクズ総理を比較してやるのはかわいそうだが。


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