江草 乗の言いたい放題
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2014年04月17日(木) 未成年の喫煙にどう対処すべきか        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 喫煙者が増えれば増えるほど税収も増える。だから国の本音は禁煙指導などしたくなくて、どんどん若者がタバコを吸いまくってくれてタバコがじゃんじゃん売れることである。しかし、喫煙に由来する病気が将来発生するリスクを考えれば、結局国の負担は増えてしまうのである。

 教師としての経験上で感じることだが、母親が喫煙者である場合にはかなりの率で子も喫煙者になる。父親の喫煙習慣とはあまり関係が無く、母親が子どもの前で平気でタバコを吸う場合には子はかなり高い確率で喫煙者となるのである。そうした子どもがたとえば中学や高校で喫煙を見つかって処分を受けたり補導されたりしたとき、母親は限りなく甘い。「見つからないように家でだけ吸いなさい」などと子に言い聞かせることが多い。

 ただ、現行法上でもそれは間違ってるのである。4月17日付の神奈川新聞では、神奈川県警が保護者など33人を書類送検したという記事が掲載されている。神奈川県警の少年捜査課が16日、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで小売店主や従業員ら9人と保護者22人の計31人を、未成年者飲酒禁止法違反の疑いでスーパーの従業員と父親の計2人をそれぞれ書類送検したという。この33人はいずれも容疑を認めているという。

 未成年者の喫煙や飲酒に絡んで神奈川県警がこのように一斉摘発するのは初めてということである。少年捜査課では「保護者や販売店に警鐘を鳴らし、規範意識を醸成するため」と説明しているという、「喫煙と飲酒は健康に影響し、さらなる非行や犯罪に結び付く恐れがある。同様の事案は引き続き立件する」という方針にはオレも賛成したい。そしてどうせならこれを日本中に広めて欲しいし、同時にこの親たちに罰金刑などのかたちで責任を取らせて欲しいのである。

 街で喫煙中の少年を警察官が見つけてもただ注意するだけである。もしもその場で逮捕して留置場に連れて行き、親が罰金を払ってくれるまで家に帰れないということにすればどうだろうか。日頃子の非行に悩む親なら、めんどうだからずっと留置場にいててもらうという選択肢もあるわけだ。

 健康被害がこれほどはっきりしていて、街でタバコを吸える場所が限られている現状や値段が高くなってしまったことを考えれば、少年にとっての喫煙という行為の意味は昔とは全く違うのである。昔は「大人になればタバコを吸う」のは当たり前だった。しかし今はタバコを吸わない大人の方が普通なのだ。そうなると少年にとっての喫煙の意味は「非行へのデビュー」「アウトロー宣言」となるのである。「ヤンキー」「ツッパリ」と呼ばれる人たちをカッコいいと感じる人がいることは事実であり、そういう世界に一歩踏み出す行為が「喫煙デビュー」なのだ。もちろん今は脱法ドラッグや覚醒剤や脱法ハーブなど若者がハマりやすいものがたくさんあるわけで、喫煙デビューは喫煙だけでは止まるわけではないことはあきらかである。つまり、喫煙デビューさえ食い止めれば、その先にある脱法ハーブや大麻や覚醒剤への道は阻止できるわけだ。

 オレがこういう書き方をすると、今喫煙者である熟年世代の方は不快感を覚えるかも知れない。しかし、熟年世代の方々が少年だった40年前と、今は全く状況が違うのである。40年前というのは基本的にジブリ映画「風立ちぬ」で描かれたごとく、帝大生も普通にみんなタバコを吸っていた時代だった。しかし今アンケートをとってみれば、おそらく東京大学は日本でもっとも喫煙率の低い大学となるだろう。入学試験の偏差値の低い大学や高校ほど喫煙率が上昇するのは厳然たる事実である。今の若者にとって、喫煙という習慣は「賢い人は普通はしない行為」となりつつあるのである。

 今回大量検挙された神奈川県の場合、保護者は「世間体を気にして自宅で吸わせた」「ねだられて定期的に買い与えていた」「自分が吸うので、子どもの気持ちが分かる」などと喫煙を黙認していたという。「タスポ」を貸して買わせたケースもあった。また販売した側の店主らは「客とのトラブルを避けたかった」「忙しくて年齢確認が面倒だった」などとして販売していたという。これらは少年たちを補導したり、別の事件の家宅捜索で判明したのである。重要な事実だが、親が喫煙を黙認していた少年たちは、喫煙以外でも犯罪などで警察のお世話になる立派な犯罪者予備軍となっていたのである。我々はこの事実を看過してはならない。

 今は親の言うことなど全く聞かない子どもが多い。だから親が「吸うな」と指導しても子どもは聞かないし、ましてヘビースモーカーの母親には全く説得力がない。だからオレは交通違反同様に警官が街で指導し、学校に入って逮捕すればいいと思っている。学校のトイレが喫煙所になってるのならば、学校は警察に通報してその傍若無人な生徒たちをそのまま警察に連行してもらえばいい。警察は親が罰金を払うまで子どもを留置場で預かり、もちろん反省しない子どもを親は引き取らなくてもいい。ルール違反すれば子どもでも罰を受けるということを教えるべきだ。

 ついでに付け加えるなら、その罰金はぜひとも高額にしてもらいたいのである。深夜にコンビニにたむろして座り込んでタバコを吸っているクソガキどもをその場でまとめて逮捕してもらいたいとオレはいつも思っている。


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