江草 乗の言いたい放題
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2013年05月19日(日) オレは橋下暴言に期待するぞ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 軍人が利用する慰安所は世界各国の軍隊が利用していた。それはまぎれもない事実であり、旧日本軍だけではなくてロシアもアメリカも、ベトナム戦争の時の韓国もすべてが同じことをしていたのである。昭和20年に日本に米兵相手の慰安所が設置されし、そこへ大量の米兵が押し寄せたのである。橋下氏は、「世界各国の軍隊が同じことをしているのに、なぜ日本のことだけを韓国が取り上げて世界に宣伝するのか?」と主張しているのであり、それに対する反論として「女性の人権を軽視」と言うのは問題のすり替えであり、ただの言い訳である。

 現代の戦争であってもボスニア戦争では兵士による住民女性へのレイプが大量に発生している。今もしも中国と日本が戦争になり、中国軍が日本に上陸すればおそらくその地域では兵士による住民虐殺やレイプが起きるだろう。そのようなことを全くしない「正義の軍隊」などありえないのだ。そして常に戦争には大義などなにもない。人を殺してもいい正当な理由などあるはずがない。言いがかりをつけてイラクに攻め入って大勢の人を虐殺したアメリカのどこに大義があるのか。CIAが麻薬を確保するためにタリバンを排除しいたアフガニスタン侵攻が正義の戦いのわけがないだろう。もしも本当に世界平和を実現したいのならば、アメリカと中国とロシアいうこの3つの覇権国家を世界から消滅させるしかない。そうすれば軍事力によって他国を支配しようとする愚劣な行為をしようとする乱暴者は存在しなくなるのである。

 世界のたいていの国が過去の歴史の中に直視したくない暗部、つまり黒歴史を持っているのである。これは個人でも同じである。今は大企業の会長とか国会議員となっていても、昔は吉原のソープの常連だったとか、中学生の時に万引きで補導されたとかいう過去があったりする。そういう封印された「黒歴史」をわざわざ暴き立てて「こいつは人間のくずだ!」と宣伝されれば、言われた方は腹が立つだろう。そしてそういう宣伝をしている馬鹿の方がはるかに悪辣な「黒歴史」を持っているとすればどうか。「おまえが言うな!」なのである。イエス・キリストもちゃんと語ってるではないか。石打ちの刑に処せられそうになった女の前で「汝らの中で罪なきものだけが打て」と。罪なき国家など世界にあるのか。韓国軍はベトナム戦争でどんな残虐行為を行い、どれだけ住民女性をレイプしたのか。

 アメリカの教科書にも出てくる「竹の森遠く」という小説がある。著者はヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんで、日本語版はなく、韓国では発売中止にされている。作者のヨーコ自身が11歳だった第二次世界大戦の終戦時に体験した朝鮮半島北部の羅南からソウル、釜山を経て日本へ帰国する際、また帰国後の、悲惨な状況を描いている。戦争の悲惨さを訴える資料として、アメリカでは優良図書に選ばれ中学校用の教材として多くの学校で使用されている。この本の中には朝鮮半島から引き上げる日本人が韓国人によってどんな残虐なことをされたかが書かれている。

 この本の記述に、終戦直後朝鮮人が日本人の女性や子供を迫害し、性的暴行を行っていたという部分が含まれることから韓国人・韓国系アメリカ人が反発、2007年現在ではこの本の教材使用禁止運動も行われており、活発なロビー活動が行われた。韓国領事館も米教育当局へ嘆願書を提出。これらの圧力を受けて、一部の地域では教材から取り除くなどの対応が行われている。いつもの韓国らしいやり方である。「事実をなかったことにしたい」のである。オレの主張はいつも同じだ。「事実を事実として直視せよ!それを隠蔽したところで何の解決にもならない」ということと、こういう本は韓国人を責めるために書かれてるのではなくて戦争の悲惨さを訴えるという普遍的な価値があるものだということだ。終戦直後の韓国では日本人が運営していた孤児院の子供たちが、それまで面倒を見てくれ、お母さんと呼んで慕っていた女性を集団レイプするような事件も起きていたわけで韓国人による日本人への迫害は韓国全土で発生していたのである。被害者でもあり、加害者でもあるというのが日韓交流の歴史であり、それを韓国側が一方的に自己中心的な主張をしているのである。

 読売新聞の記事を引用しよう。

「米国だって…」慰安婦問題で発言続ける橋下氏
 日本維新の会の橋下共同代表は、18日もいわゆる従軍慰安婦問題に関する発言を続けた。TBSの番組に出演し、1993年の河野官房長官談話について、「(談話が)あいまいにしているのは、強制連行があったかどうかだ。重要なのではっきりしないと(いけない)」と述べ、見直しが必要との考えを示した。
 また、「慰安婦を正当化するつもりはない。しかし、欧米諸国が自らを棚上げして日本だけに責任を負わせ、臭い物にふたをするのは絶対ダメだ」と強調。自らの発言が米国で批判されている点について、「アメリカだって沖縄の女性に何をしていたのか。ベトナム戦争でも朝鮮戦争でも、慰安所、慰安婦を世界の軍が使っていた」と反論した。
 橋下氏は同日、大阪市内で国会議員団と参院選公約について協議。席上、一連の発言に関し、「自分の意図ではない形で伝わった。国会議員にも迷惑をかけて申し訳ない」と釈明した。27日には東京都内の外国特派員協会で、発言の真意を説明する予定だ。
(2013年5月18日20時37分 読売新聞)


 さて、オレの見解だが、橋下氏が外国特派員協会で説明しても無駄だと思っている。それはなぜかというと、これまでの世界各国の対応である。韓国やアメリカや中国の意図することは、日本をスケープゴートにすることである。世界中で日本軍だけが女性を性奴隷にした最悪の軍隊であり、他の国はそのようなことをしない正義の軍隊であるというのが彼らの主張したいことなのだ。そうして日本をスケープゴートにすることで連中の自尊心は満たされるのである。

 橋下氏には世界各国に向けてどんどん暴言を吐いてもらいたいのである。自民党が完全復活して維新の会がもはや政治的な使命を終えた今、彼にできることはその卓越した議論能力であり、それを武器に世界各国のタテマエをぶちこわして大暴れしてもらいたいのである。盧泰愚大統領が大隊長を務めた猛虎部隊のベトナムにおける住民虐殺などの残虐行為もちゃんと「事実を事実として」世界に語ってもらいたい。


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