江草 乗の言いたい放題
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2013年01月14日(月) 命を賭けた恋をしろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 若者の自殺の原因といえば、一昔前は「学業」「恋愛」が多かった。受験に失敗して自殺したり、失恋して世をはかなんで自殺したのである。今はこの2つを理由に自殺する若者は激減した。なぜだろう。それは若者の感覚が「ライト」になってしまったのである。深く悩まないし、本気で取り組まない。だからショックを受けないのである。

 受験に失敗しても「だって本気出してないし」と答え、恋愛が破れても「それほど好きじゃなかったし」と答える。それが現代の若者の感覚なのだ。そうやって先に逃げ道を用意しているから何事にも平気なのである。オレはそういう中途半端な生き方が嫌いだ。なぜおまえたちは命を賭けて恋をし、勉強しないのかと言いたいのである。

 一番好きな相手に必死でアタックしろ。そして見事に振られろ!それでこそ人生、あきらめがつくのだ。ただ、闇雲にアタックしても意味がない。その相手にふさわしい人間になれるように自分を磨け!努力しろ。それが命を賭ける恋と言うことだ。

 もしも自分が受験戦争真っ最中の高校生ならば、志望校をワンラックアップしろ。もしも近畿大学志望なら関西大学を、関西大学志望なら同志社大学を、神戸大学志望ならば大阪大学を・・・というふうに目標を上げるのだ。そして自分のその努力を自分が片思いの相手の女性に見せればいいのである。

 女子高生はどんな男を選ぶのだろうか。がんばって現役で志望校に合格する男と、ろくに勉強せずに馬鹿のままで予備校に行く男、どっちがモテるのか。もしも後者を選ぶような女が居れば、そんな馬鹿女はこっちから願い下げだ。馬鹿は馬鹿同士で仲良くやってくれ。それがお似合いだ。自分の内面を正当に評価してくれる相手を選ばないと後々後悔することになる。

 オレは高校時代モテなかった。全然モテなかった。常に失恋ばかりしていた。アタックしても玉砕の連続だった。それで考え方を変えた。高校時代に彼女を作ることを断念した。その代わりに大学生になればモテまくるぞ!と心に誓って、恋愛に有利な大学選びをしたつもりである。そして大学生になって、念願叶ってモテたのかというと、大学の中にほとんど女子がいないので愕然とした。人生とはそんなモノである。(もっとも相手を学内で探さなければよいのである。ただそれだけである。)

 命を賭けて受験勉強して、そして命を賭けて恋をしろ。それでこそ生まれてきた意味があるのだ。こういうことを書くと「だったら失敗したら死ぬんですか?」と訊かれそうである。そうではない。オレがここで書いている「命を賭けて」というのは、「失敗したら死ぬ」という意味ではなくて、全身全霊でぶつかれということなのだ。自分の全てを賭けて必死で勉強しろ。やるとなったら寝る時間や食べる時間も削ってそれこそ必死になれということなのだ。「今日は5時間も勉強したからあとは休憩だ!」とほざいてのんびりテレビを観たりゲームをしたりしているアホに対してオレは返す言葉がないのである。おまえの姿はただの「余裕」である。何調子コイてるんだ馬鹿。

 18歳の時のオレは必死だった。オレは必死で受験勉強していた。何が何でも現役で京都大学に入らなければと思っていた。浪人することなど絶対に考えられなかった。どんなに勉強しても「これで十分」とは思わなかった。たとえ9割の問題が解けても、できなかった1割のことが気になった。貧乏な家に生まれたオレには私立大学に入るゼニなどなかった。いや、首尾良く京都大学に入れても暮らすためのゼニはバイトして自分で作り出す必要があった。オレに生活費を仕送りするような余裕は親にはもちろんなかったからだ。

 もしも高校生のオレが、ろくに努力もしないで彼女を手に入れてルンルンと過ごしていればきっと勉強しなかっただろう。たいして受験勉強しないでも楽勝で入れる地方の国公立大学で十分と思っただろう。そう思えばオレを振ってくれた女の子たちには感謝しないといけないと思ってる。そのおかげで今の自分があるのだから。

 オレは18歳の受験生の時、まぎれもなく勉強に命を賭けていた。何事も必死にならないとだめである。「どうせ本気じゃなかったから」と言い訳するようなヘタレには死んでもなりたくない。勉強に命を賭けられるような純粋さがあるから、恋にも命を賭けられるのである。中途半端な男はすべてにおいて中途半端なのである。


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