江草 乗の言いたい放題
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2012年11月03日(土) 「ウソついて勝とうよ!」by加藤        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 デッドボールなのかそうでないのか、ファールか当たってないのか。主審がよく見ていなかった時に選手は巧妙にアピールすることがある。広島にいた達川という捕手は当たってないのに「当たった当たった」と審判をだますのが得意だったという。これはもはや球界の伝説になっているわけだ。

 さて、日本シリーズで微妙な判定があった。YOUTUBEにも動画がアップされてるが、加藤はバントしようとして失敗し、ボールはバットにも当たらず捕手のミットに当たっており、その時に加藤は自分のバットが当たってヘルメットを吹っ飛ばしたというのが真相のようである。しかし、その時に派手に倒れるパフォーマンスをしたわけで、一度はファールとジャッジした柳田主審は、駆けつけてきたヤクザ、あっ違ったヤクザに1億円払った原監督を見てあわててデッドボールに変更したのである。

 読売新聞を引用したいところだが、さすがに読売はこの件についてはまともな記事がないので、公平中立の立場の毎日新聞の記事を引用しよう。

巨人:加藤“好演”死球「何が起こったのかな、という感じ」 2012年11月02日
<日・巨>4回無死一塁、加藤の胸元付近への投球が捕手のミットをはじく。柳田球審は目を閉じているように見えるが…=スポニチ提供




◇日本シリーズ第5戦 巨人10−2日本ハム(2012年11月1日 札幌D)
 バントの構えで前のめりだった巨人・加藤は、顔面付近を襲った多田野の139キロの直球に、のけぞるように倒れ込んだ。そして頭を押さえてうずくまった。5−2の4回無死一塁。原監督や岡崎ヘッドコーチ、トレーナーらが心配そうに駆け寄る中、柳田球審は死球と危険球退場を宣告した。場内の大ブーイングを浴びながら一塁へ向かうと、その後の坂本の中犠飛でリードを4点に広げた。
 「顔付近に来たので、僕も必死にプレーしました。何が起こったのかな、という感じでした」
 中継映像では投球が当たったようには見えなかった。ヘルメットは飛んだが、倒れ込んだ際にバットがつばの部分に当たっていた。加藤は09年9月4日のヤクルト戦(東京ドーム)で頭部死球を受けたことがあり「前に頭に当たったことがあったので」と当時の悪夢も頭をよぎったという。阿部が不在の中、内海との相性の良さを買われて、今シリーズ初出場となった14年目のベテラン。本人は死球については言葉を濁したが、試合の流れを引き戻すワンプレーとなった。
 加藤の倒れ方と疑惑の判定へ不満を募らせた敵地の観衆から、その後の打席では容赦ないブーイングを浴びた。しかし、5回2死二、三塁では試合を決定づける左越えの2点適時二塁打。7回2死一塁でも右前打を放ち、逆風を力に変えた。5回の二塁打直後には、続く長野が右膝に死球を受けて負傷退場。今シリーズは第2戦で日本ハムの陽岱鋼と中田も死球を受けており、今後に遺恨を残しそうなムードが球場を包み込んだ。
 「無我夢中で必死でした」と振り返った加藤。阿部不在という最大のピンチの中で、攻守にとどまらず存在感を発揮した。


 ウソをついて審判をだます加藤もなかなかの卑怯者だが、それにあっさりとだまされる柳田主審もどうしようもないボンクラである。しかし、もしかしたらボンクラではなくて確信犯かも知れないのである。

 巨人に有利な誤審をしたジャッジは、退職後に読売関連企業に再就職させてもらえ、巨人に不利な「正しい判定」を心がけたジャッジは、退職後に冷遇されるというまことしやかな噂がささやかれる。柳田主審にとって、自分を売り込むチャンスが降臨したわけだ。それをちゃんと活用しただけなのである。ちゃんとそこには「大人の計算」が働いていたわけである。人間ゼニには弱い。それは審判も選手も同じである。巨人軍というダーティーな組織はプロ野球のガン細胞みたいなものだとオレは常々思ってるが、今回の一件はそれを明確に示してくれている。

 なにしろヤクザにポンと1億円払えるのである。今回の誤審の謝礼がどれほどあるかはわからないが、きっとわからないように柳田主審の手元にゼニが届くのだろう。これは全くのオレの憶測だが、ヤクザに1億円払ってもみ消しを依頼した原が、審判のジャッジをファールからデッドボールに変えさせたという事実は動かないのである。

 野球とベースボールは違う。日本にあるのは「野球」であり、そこに必要なのは日本人らしい潔さや武士道精神だと思うのだ。審判が間違った判定をして、それによって自分が得をするときに正直に告白できること。それが武士道精神である。武士にとってもっとも恥ずべきことは「卑怯」である。

 今回の巨人軍の加藤捕手の行動はまさに「卑怯」である。当たってもないのにおおげさにアピールして審判をだまし、それによって出塁を勝ち取り、多田野投手を退場に追いこんだ。日ハムが少しずつ引き寄せようとしていた流れは完全に巨人に行ってしまった。これを見た少年球児たちはいったいどんな印象を持つだろうか。

 昔のプロ野球選手なら、審判がデッドボールと判定しても当たっていないときは「当たってません」と答えただろう。大勢の観衆が見ている前でウソをつくことは恥ずかしいというまっとうな感覚があったはずである。

 少年野球をしている多くの子どもたちはこの加藤捕手の行動をどのように受け止めるだろうか。「勝つためには巧妙に審判をだませばよい!」ということをここから学ぶのだろうか。野球というのはそんな卑怯なスポーツなのか。オレはそうは思いたくないのである。このプレイが恥ずかしい大人の行動であることをちゃんと弁えて欲しいのである。少なくともここには武士道精神の欠片もないのである。

 さまざまな野球人たちがこの件に関してコメントをしていた。早稲田進学を表明しながら、巨人軍に一位指名してもらい早稲田の推薦入学をドタキャンするという卑怯な方法で巨人軍入団を勝ち取ったあの桑田投手さえもが「昔は選手が当たってないと申告する等
フェアプレー精神でやってったが今は違う」と語っていた。

「フェアプレー精神」ではなくて「卑怯」こそが大事という大切な野球の勝ち方を教えてくれたということで、今回の一件で少年たちはとても勉強になったのである。オレは残り2試合、日本ハムの連勝を願って観戦したいのである。

クルーンが矢野の顔面スレスレに投げた投球(審判はジャンパイア友寄)(これは危険球にならなかった。)


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