江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2012年07月28日(土) 私ほど議員の資質のある人はいない!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

どうかお読みになる前に投票ありがとうございます。←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m 


 地方議員の資質とはいったいなんだろうか?ここに「公費での視察旅行」でありながら実際は「愛人同伴の不倫旅行」の疑いを持たれてる議員がいる。もしもそれが事実であったとすれば、議員として誠に恥ずかしく当然辞職ものである。今その疑いを持たれている名古屋市の47歳の市会議員がいて、議会での追及に対して「私ほど議員の資質のある人はいない。任期の最後の1日まで頑張る」と答えたのだという。そういう答えをきくと、オレは改めて「議員の資質」について考えてしまうのだ。

 読売新聞の記事を引用しよう。

私ほど資質ある人いない…女性同行の減税市議
 地域政党「減税日本」の名古屋市議団に所属する河合優議員(47)(緑区)が公費による視察に女性を同行させた問題で、河合市議は27日、議会運営委員会理事会に出席し、議会側に事情を説明した。
 出席後は問題発覚以降初めて報道陣の取材に応じ、「私ほど議員の資質のある人はいない。任期の最後の1日まで頑張る」と辞職する考えのないことを強調した。
 河合市議からの聞き取りは非公開で約2時間半行われ、委員からは女性の身元や今回の問題に対する考えを尋ねる質問が出た。藤田和秀委員長(自民)によると、河合市議は女性について「舞台監督で、年齢は50歳ぐらい」と説明したものの、氏名などは明らかにしなかった。
 さらに、視察の詳しい日程も「覚えていない」と言葉を濁したという。また、「他の議員の視察に迷惑をかけている」と指摘されると、「今後は個人としても委員会としても視察には一切行かない」と開き直り、一連の問題に対する明確な謝罪もしなかった。
 河合市議は今月17日、昨年末の視察について「私的旅行だった」とする文書を議会側に提出。しかし、20日の議会運営委員会や21日の記者会見を欠席するなど、公の場で説明しない状況が続いていた。これについては「報道や取材が相次ぎ、体調を崩した。診断書もある」と釈明。女性の氏名を明らかにしなかった理由については「私的な部分なので」と語った。
 一方、藤田委員長は「議会を混乱させた責任は大変に重いし、河合市議の対応も謝罪になっていない。相応のけじめが必要だ」と批判し、減税日本市議団の浅井康正団長は「改めて本人から詳しい説明を受け、処分を検討する」と述べた。減税日本代表の河村たかし市長も「税金でメシを食っている以上、きちんと説明しなくてはいけない。情けない」と語った。
(2012年7月27日23時28分 読売新聞)


  「私ほど議員の資質のある人はいない。任期の最後の1日まで頑張る」と豪語するこのオッサンは、自分の行った視察旅行の日程もすぐに忘れるほどの馬鹿なのである。その上「今後は個人としても委員会としても視察には一切行かない」と何か意味不明の言い訳をするのである。この馬鹿議員はそもそも「議員の資質」という意味がわかってるのだろうか。

 地方議員の資質とはいったいなんだろうか。少なくとも「まっとうな市民感覚」を持ってることが最低限必要だとオレは思うのだ。無免許運転の広島県議とか、ひき逃げの堺市議がいたが、こういう連中はもはや論外である。犯罪者には議員の資格などない。ただだからといってすぐにクビにはできないのである。それで開き直る議員も出てくるのだ。議員の地位は法律で保証されており、「辞職する」かどうかは本人の意志に任されるため、「辞職しない」あつかましいクソ野郎も当然出てくるのである。もちろんそのクソ野郎をうっかり選んでしまったのも市民なんだが。

 国会議員の中にも山崎拓のような変態もいれば、議員宿舎に愛人を連れ込んでラブホテル代わりに使っていた中井国家公安委員長もいる。そういう連中に「政治家としての資質」があるかというと大いに疑問なんだが、クリントン元アメリカ大統領もホワイトハウスで淫らな行為にふけっていたのである。「政治家色を好む」というのはどうやら古今東西共通することなのかも知れない。橋下大阪市長も知事になる前は北新地のホステスと制服コスプレHを楽しんでいたのである。

 しかし、ここでもう一度「私ほど議員の資質のある人はいない。」というセリフの意味を考えてみたい。もしも河合優議員が政治家の資質の一つとして「性的に放縦(だらしない)である」ことを考えていたとすれば、彼の発言もあながちはずれているとは言えないのである。

 「政治家は色を好むものだ。オレは政治家だ。だからオレは愛人連れて旅行したんだ。そのどこが悪いのか!」ということを彼は言いたかったのだろう。その意味で彼は「私ほど議員の資質のある人はいない。」と答えたのである。だったらすべて納得できる。

  「 私ほど議員の資質のある人はいない。」と豪語する河合優議員、これからも名古屋市のために働いてくれるのを期待しようじゃないか。市民のためにしっかりやってくれれば、名古屋の方々は不倫旅行ぐらい大目にみてくれるかも知れないのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m         投票博物館


My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン