江草 乗の言いたい放題
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2012年06月15日(金) 電球をみんなLEDに切り替えさせろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日本中のすべての白熱電球をLEDに置き換えると、原発12個ぶんくらいの電気が節約できるらしい。そういうわけで日本中の原発が止まったこの節電の夏、政府は必死でLEDに切り替えさせようとしているのである。電機業界もこの機会にLED電球を売りまくってぼろ儲けしようとしている。ある程度普及してしまったら寿命が長い分あんまり売れなくなると思うのだがその時はどうするつもりなんだろうか。もっとも企業は目先のことしか考えていないだろう。電機業界は高価なLED電球が売れるので売り上げUPにつながるというわけで政府・官僚どもと大企業の双方の利害は一致したわけだが、価格差はいかんともしがたいわけで、オレとしてはLEDはいつになれば値段が下がるのかと思っているのである。まず白熱電球自粛を国が呼びかけているという産経新聞の記事を引用しよう。

省エネ時代はLED照明へ 国が白熱電球自粛要請へ 2012.6.13 00:01
 細野豪志環境相が12日、電力消費量の多い白熱電球の製造・販売の自粛を求める方針を明らかにしたことを受け、家電メーカーや量販店は発光ダイオード(LED)照明の販売強化に本格的に乗り出す。消費電力が少なく長寿命なLED照明は、節電や温室効果ガス削減の“切り札”として期待が集まっており、国の要請を追い風に、普及拡大を目指す構えだ。
 「10年以上交換不要 LED電球はとっても省エネ」
 家電量販店のジョーシン岸和田店(大阪府岸和田市)では、LEDに関する大きな販売促進パネルが並ぶ。同店では白熱電球の売り場をLED照明の5分の1程度に縮小。「パネルを使いLED照明の良さを分かりやすく説明する」(同社)など、積極的な販売拡大を図る。同様に家電量販店のノジマ(横浜市西区)は平成22年2月に白熱電球の販売を中止し、LED照明などに切り替えた。
 白熱電球は数百円なのに対し、LED照明は中心価格が2千円前後と割高。ただ、消費電力は白熱電球の5分の1程度で寿命は約40倍と長く、長期的にみると割安感がある。
 ヨドバシカメラマルチメディア梅田(大阪市北区)では、1日300〜400個のLED電球が売れるといい、「今後もLED照明の販売を拡大する」(同社)考えだ。
 こうした動きはメーカー側でも進む。三菱電機は今年2月に白熱電球の生産を全機種終了。パナソニックも25年3月末に、白熱電球の大半の生産を終える方針だ。三菱電機は「環境負荷低減に向け、政府の自粛要請がなくとも、白熱電球は売らない方向で進んでいる」と説明。同様にパナソニックも「時代はLED照明に向かっている」と強調した。


 この記事には大きな誤りがある。それは「白熱電球は数百円」という部分である。「数百円」ではなくて「数十円」で買えるのである。100円ショップでは2個入りで100円だし、もっと安いディスカウント店では60Wの白熱電球が2つで70円で売られていたりするのだ。そこまで安いと「寿命が短くても安いし・・・」ということになるのである。寿命が40倍あったとしても、35×40=1400円以下でないと割安ではないということになる。もっともLEDにすると電気代も節約できるので、単に電球価格だけの問題ではないのだが。

 大手が白熱電球を売るのをやめても、おそらく安価な白熱電球は当分の間生き残るだろう。ただ公共施設などで切り替えが進めば節電効果はかなり大きいと思われる。この政府の方針に企業も協力するだろうから節電要請を追い風にしてLEDの普及は進むだろう。しかし、LEDにはこんな問題点もあるのだ。

LED電球の光足りない! 景品表示で12社に再発防止命令2012.6.14 18:58 [家電]
 発光ダイオード(LED)電球の販売で「60ワット相当の明るさ」などと表示していたのに実際は光量が足りなかったとして、消費者庁は14日、景品表示法に基づき12社に再発防止を求める措置命令を出した。
 同庁によると、問題を指摘されたのは12社の計54商品で、売上総額は約8億円。中には、表示に対し約30%の光量しかなかった商品もあった。
 12社は2009年から家電量販店やインターネットなどでLED電球に「40ワット相当」「60ワット相当の明るさ」などと表示。日本工業規格(JIS)では、白熱電球の40ワット形は光の総量を表す単位ルーメンに換算すると485ルーメン、60ワットは810ルーメン。この基準をLED電球に準用すると、実際には規定の約30%から約85%の光量しかなかった。
 12社は、アガスタ、オーム電機、グリーンハウス、恵安、光波、セントレードM・E・、タオキン、リーダーメディアテクノ(以上東京都)、エコリカ、コーナン商事(以上大阪府)、エディオン(広島市)、スリー・アールシステム(福岡市)。


 表示されている明るさが実際には得られないなんて製品は言語道断である。ゼニ返せ!と言いたくなるぜ。わざわざ高価なLED電球を買ったのにそれが粗悪品ではたまらないのである。そういえば我が家にもかなり前に買ったあまり明るくないLED電球があるのだが、この粗悪品の一つかも知れない。今からゼニを取り返せないかと思ったのである。


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