江草 乗の言いたい放題
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2011年03月12日(土) ついに巨大地震が起きた・・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 今回の地震を気象庁では「平成23年 東北地方太平洋沖地震」と名付けたそうだ。多くの死者、行方不明者が出ているという報道にオレは心をいためている。クルマや家が津波で押し流される映像はショッキングだった。あの濁流の中に飲み込まれた人がいたのかと思うと胸が痛む。どうか少しでも被害が少ないようにと願うだけなのだが、気仙沼市は市街が炎に包まれ、陸前高田市は市街がほぼ水没したという。これまで観測された最大級の地震で被害の全容はまだ全くつかめていないようである。

 今回のM8.8という地震の規模は、阪神大震災の180倍という途方もない大きさである。複数の震源域が連動して動いて広い範囲に大きな揺れをもたらす巨大地震になったという。まさに1000年に一度の巨大地震が発生してしまったのだ。気象庁によれば岩手から茨城までの南北約400キロ、東西約200キロのに渡ってずれが起きたというこことである。かなりの規模の余震がその後も続いていて収まる気配もない状況だ。

 地震が発生したとき、オレは成績記入のための仕事をしていた。最初部屋がゆっくりと揺れたとき、オレは「めまい」かと思ったのだ。なんだか部屋が揺れてるように感じるなあと。しかしどうも違う。建物全体がゆさゆさ揺れてるようである。あわててパソコンをネットに接続すると「地震発生」「大津波警報」が速報で出ていた。「大津波」という文字にオレは目を奪われた。すぐに携帯電話のワンセグでテレビ画面を表示させた。しばらくすると、津波に飲み込まれる家やクルマの映像が出た。大変な被害が起きているということはすぐにわかったのである。

 揺れの大きかった関東地方では鉄道が止まって多くの帰宅困難者が発生しているようである。道路も大渋滞が発生していてクルマで移動するのも困難だという。東北から関東にかけてのかなり広い範囲で被害が発生していて、その復旧にどれだけ時間がかかるのかも全く予想もつかない。海岸近くを通る鉄道や道路は津波で完全に破壊されてしまったためにしばらくは移動の手段さえもない状況に被災者たちが追いこまれているのである。

 地震に対して備えることの大切さを日頃我々は聞かされている。しかしその地震が今すぐに起きるなんてことは多くの人が思っていなかったはずだ。しかし、現実に想像をはるかに超えた規模の巨大地震が起きたのである。我々は防災対策に本気で取り組まないといけない。

 地震が起きた直後に10m近い大津波が押し寄せた。避難する余裕もなく多くの人々が家の中にいたまま濁流に呑み込まれてしまった。しかし10mもの大津波を阻止できるような巨大防潮堤をすべての海岸線に設置するのは無理だ。そうなるとこのような自然災害を逃れる術はないということになる。

 あの津波に翻弄されるクルマを運転していたのが自分だったらどうしただろうか。流される家が自分の住む家ならどうしただろうか。もしも自分が被災していればどんな状況だっただろうかとオレは思うのだ。

 三陸海岸沿いは以前から津波の被害を受けてきた。もしも高台に避難する余裕もなく、家にいて津波に耐えなければならないとすればどうすれば自分の身を守れるのか。オレは一人用の津波緊急避難用カプセルの設置を提案する。鉄やFRPなどでできた頑丈なカプセルを用意し、逃げる余裕のない時はそのカプセルの中に入って津波をやりすごす。もしも沖に流されたとしても発信装置がついていて救援信号を出してくれるようなカプセルが各家庭にあれば、揺れを感じたときにすぐにその中に入ることで難を逃れることができるのじゃないかと思ったのである。完全防水の密閉容器にしていれば水上に浮かぶだろうし、内部からの携帯電話による通話も可能かも知れない。

 オレは行方不明者の無事を祈っている。そして不幸にも今回の地震でお亡くなりになった方々の冥福をお祈りしたい。いつか大地震が起きるということはずっと言われ続けてきた。それが現実になった時に改めて我々はその猛威を知らされるのである。ここまで何もかも破壊し尽くすような大津波の襲来をどれだけの人が予測できていただろうか。耐震性を考慮して作られているはずの福島原発では、緊急炉心冷却システム(ECCS)に不具合が生じて炉心溶融の危機が発生しているという。朝になって被害の全貌が明らかになったとき、その惨状を正視できずに我々は思わず両手で目を覆うのだろうか。


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