江草 乗の言いたい放題
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2010年12月09日(木) 性事活動と政治活動        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 政治家がその志を実現しようとして行うのが政治活動であり、個人が欲望の赴くままに行うのが性事活動である。この両者は発音こそ同じ「せいじかつどう」だが、その中味は全く違うのである。ところが、議員の中にはその二つをちゃんと分けられない方もいるわけで、そういう人は「政治」のつもりで「性事」をしていたりするのである。山崎拓さんという「性事家」が交際女性からその性癖を暴露されたことはまだ人々の記憶に残ってるだろう。

 支援者との宴会は「政治活動」に含まれるのかも知れないが、「キャバクラ」での接待は「性事活動」に分類されるだろうとオレは思うのだ。オレは残念ながら「キャバクラ」や「ピンサロ」や「ノーパンしゃぶしゃぶ」などには一度も行ったことがないし、さほど興味もないので今後も行かないと思われる。だからその内部がどんな構造になっていて、どんなシステムなのか全くわからないのである。そういった「大人の娯楽場」について何も知らないままジジイになってしまったのがオレである。

 もしもオレがそういうものを知りたくなれば先人の教えに従えばいいのだが、日本の政治家の中でもっともキャバクラに詳しいのはおそらうこの方だろう。

自民・今村議員団体、またキャバクラ費計上
 自民党の今村雅弘・衆院議員(比例九州)の資金管理団体「鉄輪21・政策研究会」が昨年、キャバクラの代金を政治活動費として計上していたことが、2009年分の政治資金収支報告書でわかった。
 今村議員については08年以前にも同じ団体が、東京都内のキャバクラなどで使った代金を政治資金から支出したことが発覚。政治活動とかけ離れた場での支払いが繰り返されたことに、今村事務所の担当者は「不適切な計上となり、申し訳ない。返金を検討したい」と話している。
 収支報告書によると、今村議員の資金管理団体は昨年3月、東京都港区のJR新橋駅近くのキャバクラで使った約5万2000円を政治活動費として支出した。
 このキャバクラは風営法で「客の接待をして遊興または飲食をさせる営業」と規定された店舗。ホームページでは、胸元が大きく開いたドレスを着たホステスたちが紹介されている。
 今村事務所では、「議員本人は同席していなかった。秘書らと東京の支援者の数人が懇親会後の2次会をする際、支援者の紹介で行くことになった」と説明。「参加した秘書に『普通の店だった』と言われ、結果的に見落としてしまった」としている。
 この団体は昨秋も、06〜08年にかけて計上した政治資金の不適切な使用実態が判明。東京・歌舞伎町のキャバクラ代2回分の計約12万円、手品を披露する東京・赤坂のバー7回分の約63万円、六本木のものまねショーのライブハウス代約5万円を「組織活動費」として政治資金から支払っていた。報道で支出を問題視され、事務所が同団体に寄付する形で返金した。
 会計責任者を務める政策秘書は、「同じことを繰り返す結果となり、恥ずかしい。今後は二度とこのようなことがないようにする」と話した。
 今村議員は、1996年の衆院選に自民党から立候補して初当選。昨夏の衆院選で佐賀2区から5選を目指して出馬したが落選し、比例で復活当選した。
(2010年12月5日09時03分 読売新聞)


「政治」に使う予定のゼニがふとしたことで「性事」にも使われてしまったのだ。きちっと事業仕分けしておかないからこんなことになるのである。参加した人の「普通の店だった」という答えもなかなか笑わせるのである。「普通」の基準は人によって大きく違うのだ。オレのようなまじめで堅い人間は、店の女の子が美人と言うだけで「普通じゃない」と思うだろうし、逆に今叩かれてる歌舞伎界の大物にとって「普通じゃない店」というのはかなり危険なお店だろうと思うのである。

 それにしても政治資金で高額接待される支援者との関係、ろくでもない関係としかオレには思えないのである。どうせ利権や談合にまつわる表沙汰にできないような話がその「キャバクラ」の接待で語られているのだろう。そういう危険な話だからこそ、「ガスト」や「デニーズ」ではできないのである。一般人が立ち入らないような秘密の場所でする必要があるのだ。そして「接待にゼニを使ってくれた」ということが、秘密のつながりを維持するために必要なのである。そんなくだらない持ちつ持たれつの関係性が政治には必要なのである。政治というのもなかなか大変なのだ。オレのようなただの暴言野郎にはなかなかハードルが高い世界だと改めて思わされたのである。

 考えたら今村議員もかわいそうである。もしも今村議員がキャバクラなんて無縁のお堅い方だったらなおさらだ。そんな立派な方の後援会の連中は、貴重な政治資金を浪費してキャバクラで女の子を見て喜んでいるのである。そうしてゼニのあるところにたかって他人のゼニで遊ぶ人間は最低だ。もしもオレが老人になって余命幾ばくもなくなって、死ぬ前に一度あのキャバクラとかいうものに行ってみようと思ったとしても、ちゃんと自分のゼニで行くのである。それが男のプライドというものである。


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