江草 乗の言いたい放題
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2010年05月24日(月) 日本は観光立国を目指せ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 この7月にも中国からの個人旅行の要件が緩和されるという。そうなるとますます観光客が増えるだろう。それは日本にとって大変喜ばしいことだが、人口減少によって内需の伸びが期待できない日本にとって、観光客の増加というのは今後かなり景気を左右しそうな気がするのである。かつて日本の高度成長を支えたのは自動車産業に代表される製造業であった。しかし、その勢いは昔とくらべるとかなり落ちている。中国が市場として有望であり、そこに参入することでかつての栄光を取り戻せることが今後あるのかも知れないが、それよりもオレは観光業で日本は繁栄を目指すべきだと思うのである。

 観光業というのは多くの労働力を必要とする産業である。大きな旅館やホテルにはかなり大勢の従業員が必要だ。観光地の売店もそうである。すぐれたサービスを提供するためにはその部分の手抜きはできないのである。もしも観光業が今後伸びると言うことになれば雇用拡大効果も極めて大きいことが期待できるのだ。

 もしも中国からの観光客が年間で延べ一億人として、彼らが一人当たり20万円使うとすれば20兆円の経済効果が生まれる。それだけのゼニが観光業という粗利益の大きい世界に流れ込めば、かなりの雇用拡大につながるだろう。今、北海道のスキー場には中国からの観光客が増えている。トマムみたいにバブルの遺物みたいなリゾート地だって、もしも中国から何万人もの観光客が押し寄せるなんてことになれば一気に復活できるだろう。多くの観光地がまだまだそのキャパシティに余裕を抱えているのである。

 上海万博の日本館には多くの中国人が押し寄せているという。そこにやってきた人々に対して、日本に旅行したくなるような宣伝はうまく行われているのだろうか。中国語のパンフレットは置かれているのだろうか。何より中国では、かつて日本人の個人旅行者が愛用した「地球の歩き方」みたいなガイドブックの日本向けのものが出ているのだろうか?オレはそんなことに興味を持つのである。

 京都や奈良といった古都にもどんどん観光客が増えればいい。いや、もうすでに奈良や京都にはかなりの中国人観光客が来ているようだが。

 そして、中国人観光客の中には当然のことだが、まじめに観光しようとする者たちだけではなくて「日本人の美女と遊びたい」などと不埒なことを考えている者も多いはずだ。 「オレは日本(女性))を征服した!」などと脳内変換して喜ぶ馬鹿もいるかも知れない。 (カネ巻き上げられてるのはオマエだろ!) これは日本人の男性が海外旅行するときに「あわよくば金髪の美女と・・・」と考え、そして「オレは黒船の仇をとった!」などと考えることと同じで特に驚くには当たらない。

 ただ、人口比を考えた場合日本の10倍の人口のある中国には日本の10倍のスケベ野郎もいるわけだ。その多数の男たちが日本になだれ込み、吉原や雄琴に繰り出せばどれだけ多くのゼニがばらまかれることだろうか。中国のオタク野郎たちが秋葉原や大阪・日本橋のメイド喫茶に押し寄せたりすればどうなるか。とにかく人口が日本の10倍なのだ。彼らが本格的に流入すれば大変なことが起きるだろう。もちろんすべてがマナーのいい人たちだけとは限らないので多くのトラブルが発生する可能性もある。しかし、上手にそのスケベパワーをコントロールできれば大きなビジネスチャンスが生まれることは間違いないのである。

 中国がどんどん繁栄すれば、追い越されてしまった日本は衰亡するのか。決してそんなことはないはずだ。お隣の繁栄を必ずビジネスチャンスにして、多くの企業が利益を得られるとオレは思うのである。どんどん賃金の高くなってきた中国にわざわざ工場を建てなくても、もっと賃金の安いベトナムやバングラデシュに建てればいい。そこで生産したものを中国に輸出すればいいのである。

 少子化と食生活の変化によって果物の国内消費は落ちている。みかんやりんごの生産量もそのために減少しているという。しかし、日本の果物は中国では高級品として流通していて、高くても富裕層が買うのである。だったら中国向けにもっと生産を拡大すればいいと思うのだ。米だってそうだ。中国へのお土産として電気炊飯器の高級品が大人気だという。お米を食べる習慣がある隣国に、日本のうまい米を売り込むのは簡単なことだとオレは思うのである。日本の十倍の人口があるということは、金持ちもそれだけ多くいるということだ。もしも中国向けの米輸出が拡大すれば、国内の米が不足するような事態になるかも知れない。もはや減反どころではないのである。政府は将来のそうした可能性を考えて、今から米の生産能力を高めておくための政策を推し進めるべきである。


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