江草 乗の言いたい放題
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2010年05月16日(日) 交通事故とは迷惑なものです        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 不可抗力の交通事故があるだろうか。天から隕石が降ってきて直撃されたとか、走ってる橋が突如崩落したなどの事故なら確かに不可抗力だろう。そんな事故で不幸にも亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げたいのだが、そもそもそんな事故がいったいどれほど起きているだろうか。たいていの事故は運転者のミスから起きるモノである。

 ミスが起きる原因はいろいろあるが、運転者の技量の未熟さや頭の悪さ、そして能力の過信、認知症など実にさまざまである。ただ、これらすべてを通じて言えるのは、事故を起こすようなドライバーはごく一部の不良ドライバーであり、オレのような優良ドライバーにとっては事故の原因になるようなことがそもそも存在しないのである。オレがふだん主張してる「下手くそに免許を与えるな!」ということが徹底されれば交通事故なんて劇的に減るのだ。街を走っていて思うのは、どうして世の中にはこんなに運転の下手くそなドライバーが多いかということである。

 この名古屋の大学生が起こした事故もひどい。朝日新聞の記事を引用しよう。

免許取得10日目、18歳事故死 名古屋、3台絡む事故 2010年5月15日10時11分
 15日午前2時半過ぎ、名古屋市中村区八社1丁目の庄内川沿いの堤防上にある県道で、乗用車など3台がからむ衝突事故があり、乗用車を運転していた同市中川区中郷2丁目、星城大1年の男子学生犬飼悠稀(ゆうき)さん(18)が亡くなったほか、1人が左足骨折の大けがをした。犬飼さんは免許を取得して10日目だったという。
 中村署によると、堤防道路を走っていた犬飼さんの乗用車が、前を走っていた愛知県弥富市竹田3丁目、会社員栗山一秋さん(36)の乗用車を追い越し間際に、側面から衝突。直後、犬飼さんは対向の名古屋市中村区岩上町、会社員石川正智さん(40)のワンボックスカーとも衝突。犬飼さんは、約2時間後に出血性ショックで死亡、石川さんの車はのり面を転落して、石川さんは左足の骨が折れる大けがをした。
 現場は片側1車線の緩いカーブで、センターラインははみ出し禁止の黄色い実線。犬飼さんが栗山さんを追い越そうとした際に、対向の石川さんに気付き、栗山さんの前に出ようとしてぶつかったらしい。


 この事故の現場である庄内川の堤防道路だが、実はオレはむかしよく走っていた。大阪から信州にクルマで行くときに高速道路を走るゼニがなかったので、名阪国道を亀山まで行ってから国道1号線を走り、名古屋市内の中心部を通過しないで済むように庄内川の堤防道路経由で外側を迂回してから春日井方面に出て国道19号線に入ったからである。見通しもそんなに悪くないのだがあまり道路は広くなかったはずで、道路中央にはオレンジ色のラインが引かれていたはずだ。もう20年以上も前のことなので今はもっと道幅も広くなってるかも知れないが、少なくともオレが走ったことのある道であることは確かである。

 堤防道路だから見通しもいいはずである。そんなところで追い越しをかけるなんて・・・そして追い越し掛けてから対向車に気づいて無理に追い越そうとするなんて・・・下手くそすぎて無謀すぎてあきれてしまう。こんな馬鹿が自分の前後左右に走っていたらどれほど危険だろうか。だからオレは「下手くそには免許を与えるな!」と主張するのである。

 下手くその与える危険は本人だけではなくて周囲に及ぶ。自損事故以外の交通事故には必ず相手方が存在する。馬鹿にクルマをぶつけられ、大切な愛車を壊されることがどれほど腹立たしいことであるか。その見返りがいかに少ないか。自動車保険によって賠償されるのはクルマが壊れたことに対する補償だけであり、その時に感じた気分の悪さや悔しさという精神的なダメージに対して何の補償もないのである。それだけにぶつけられた時には本当に腹が立つのだ。自分にぶつけた相手が絶世の美女で、その美女が「す、すみませんでした」と謝るのならばこちらも少し気分が和んで「いやいやお嬢さん、たいしたことありませんから」と答えるが、たいていオレにぶつけるのはおっさんやおばはんなのである。腹が立って仕方がないのだ。そんな時オレは黙って警察の人が到着するのを待つだけである。せめて気前のいい大金持ちがぶつけて欲しいのである。「これはこれは申し訳ありませんでした」「今から電話でフェラーリを一台至急に届けさせますのでそれでお帰りください」だったらオレも少しは気が晴れるのである。

 オレは大和川の堤防道路を走るときにいつも思うのだが、ここにガードレールを設置しないのはどういうわけだろうか。何か堤防上にはそういうものを設置できない理由があるのだろうか。オレのように目をつぶっていてもまっすぐ走れる達人ドライバーばかりではないのだ。前を向いていてもまっすぐに走れずにこの法面を転げ落ちる下手くそが必ずいるはずである。そんな下手くそドライバーは堤防道路にこなければいいのである。いや、免許そのものを返上するべきだ。免許を取ったらそれが自分の権利だとばかりに主張するのではなくて、下手くそで合わないと思ったらその日から「やっぱり運転やめます!」という勇気も必要である。

 作家の俵万智さんは運転が下手くそだったのでなかなか自動車学校を卒業できず、やっと運転免許の試験に合格したときに「ああ、これでもうクルマを運転しなくて済む」と喜び、以後一度も運転していないそうである。それでこそ正しい対処の方法である。

 警察官もだまし討ちのような交通違反の取り締まりなんかしてるヒマがあれば、街を走る下手くそドライバーをどんどん摘発してそいつにレッドカードを出してやって欲しいのである。 「あんた、運転やめときな!」


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