| 2009年09月21日(月) |
世間ではシルバーウィークと言うことなんだが・・・ |
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世間ではシルバーウィークと言うことでみなさんお出かけに忙しいらしい。オレは渋滞のニュースを見てうんざりしている。中国道の渋滞40�劼覆鵑討里鮓�ると「出かけなくてよかった」とほっとしている。どうして日本人はこんなときにみんな出かけたがるのか。オレは日頃の仕事の疲れをとるために家でのんびりしているのだ。
あの大渋滞を見ている限りでは、高速1000円という政策はそれなりに効果があったという気がする。1000円でこんなに効果が上がったのだからそれで十分であり、さらに値下げする必要はないような気がするのである。無料なんてしなくても、今の半額とか1/3に値下げするというだけでも十分に効果はあると思う。田舎の場合は特に通行量が少ない高速道路が多いわけで、値下げによって通行量が増えるなら場合によっては増収につながる場合もあるだろう。
この連休に味を占めて「毎年シルバーウィークになるようにしよう」と一部の政治家は考えるかも知れない。休みが増えること自体オレは否定しないが、そんなに休んでもいいのかなとも思うのである。
日本には夏休み、冬休み、春休みはあるが秋休みはない。それが当たり前と思っていたので、大学生の頃に前期試験が終わってから一週間ほど休みがあったことがとても嬉しかった。その宝物のような大学一回生の秋休みに、オレは自転車で信州の峠を攻めまくるために出かけたことを思い出す。「ちくま」という夜行急行で松本まで行き、そこで松本電鉄の乗り換えて新島々まで行ってから自転車を組み立て、乗鞍岳を目指して走り出した。昨日の日記で書いた畳平まで一気に登ってから登山道に入り、乗鞍岳山頂の剣が峰で記念写真を撮った。その日は乗鞍高原のユースホステルに泊まったのだが、翌日はなんと激しい雨だったので相乗りタクシーで松本まで下った。バスを待ってると、タクシードライバーが「バス代にしといたるから」と声を掛けてきて、メーターを回送にして3人の客を乗っけて雨の中の降りたのだった。諏訪湖のユースホステルに泊まり、翌日は蓼科高原に登って大河原峠から大石川林道経由で麦草峠、清里ユースホステルに泊まって次の日は大弛峠を越えてというふうに信州の名だたる峠や林道を攻めたことを思い出す。その頃に走った峠道を改めてネットで検索すると、実走レポートを書いている方がいる。当時と比べてかなり荒れ果ててしまったりしている林道も多い。今改めて思うのだがあの頃の自分はその単独行に何のためらいも感じていなかったのである。クマに襲われたり、林道で転倒して自走不能になったりした時にどうしようと思っていたのだろうかと。携帯電話なんかない時代である。
林道で転倒して大きなケガをしたことはある。京都北山の八丁林道というところで下りの急坂で前転して肘を大きく切った。傷口の上からタオルを巻いて押さえて、そのまま走り続けた。タオルが血で真っ赤になるし、左手の感覚はなくなってブレーキレバーも握れないし、それでも下宿まで50�勸幣總�って帰ってきた。あの時も秋だったなと思う。途中高雄のあたりでバス停にいた大勢の観光客が、周山街道を下ってくるオレの血染めのタオルを見て悲鳴を上げていたっけ。
涼しくなってきたし、確かに自転車で出かけるにはいい季節なのである。そういえば同僚の一人はこの9月から自転車通勤を始めた。ロードレーサーを買って、毎日40分あまりでかけて職場までやってくる。
真に望ましい休暇のあり方とは、誰もが好きなときに長期間休めるという状況だろう。そうなれば何も好きこのんでこんな混雑するときに出かけなくてもよくなるのである。人出が分散することで観光客の混雑もなくなり、道路の渋滞も解消されるだろう。ただ仕事の効率性から考えると、みんな一斉に休む方が支障がないという気もする。もしも学校現場で先生方が「休暇を取るのは労働者の権利」とばかりに思い思いの時に一週間休んだりすればかなり混乱するだろう。オレは教師になって2年目の2月に、担当していた高校3年生の授業が2週間全くなくなるという時期を利用して北海道に流氷を見に行ったことがある。教頭が「こんな長期休暇は認められない」と難色を示したのに、オレは「誰にも迷惑はかかりませんから」と強引に出かけたことがあった。
このシルバーウィークの唯一の利点は、今感染が拡大している新型インフルエンザをほんの少しだけ抑えることができることかも知れない。欠席者が続出して学級閉鎖や休校に追い込まれてる学校が多数存在する中で、この連休は休校にしたのと同じ効果が上がるわけで、その間に感染していた児童生徒も完治するだろう。
神様が自分に与えてくれた秋休み、心と身体をしっかりと休めておいて、これからのハードな日々に備えようとオレは思ったのである。高校3年生の担任をしているオレにとってセンター試験まで100日あまり、これからが正念場なのである。自分が休めるのは来年の春、受験生たちの戦いが終わってからである。
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