江草 乗の言いたい放題
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2009年08月12日(水) 遅刻したくなかった男        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 世の中にはいろんな迷惑野郎が居る。試験勉強ができていないので学校に「爆弾を仕掛けました」という脅迫電話をかけて試験を中止させるとか、飲酒運転で捕まりたくないのでパトカーを振り切って逃走するとか、かえって事態をひどくするような馬鹿が多いのである。さて、ここに遅刻の常習犯の若者がいた。寝坊して遅刻するような人間はどこにでもいる。しかしこの若者はJRに勤務する男だった。何よりも時間厳守が求められる職場である。そこでこの遅刻常習男がとった行動は常軌を逸していたのである。あまりにも馬鹿すぎる行動にオレは笑うしかなかった。

「遅刻しそうで」JR駅員、非常ボタン押す 電車停止 2009年8月10日11時55分
 踏切の非常ボタンを押して電車の運行を妨げたとして、京都府警城陽署は10日、JR西日本社員の松本雅宏容疑者(23)=京都府城陽市久世北垣内=を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕し、発表した。城陽署は松本容疑者が「遅刻しそうになったので、電車を遅らせようとして押した」などと話し容疑を認めている、と説明している。
 城陽署によると、松本容疑者は10日午前7時半ごろ、城陽市久世芝ケ原のJR奈良線「久世宮踏切」の非常ボタンを押して、城陽発京都行き普通電車を約5分停車させるなどし、JR西日本の業務を妨害した疑いがある。7月初旬から同様の事件が続き、城陽署員が張り込んでいた。
 JR西日本によると、松本容疑者は05年に入社し、西大路駅(京都市南区)の駅員を務めていた。同社京都支社は「(逮捕は)あってはならないこと。詳しい状況を確認のうえ厳正に対処したい」としている。


 自分が乗る電車に間に合わないと思った場合、人はどういう行動をとればいいのだろうか。間に合うように急げばいいのか。それともあっさりとあきらめて遅刻すればいいのか。何事もあきらめが肝心である。寝坊して遅刻するのなら寝坊しないように努力すればいいのである。JRには「おこし太郎」とかいう起床器具もあるという。とにかくがんばって間に合うように起床するしかない。

 この松本雅宏容疑者はこともあろうに「列車を緊急停止させる」という方法で自分の遅刻を阻止しようとしたのである。そんな方法はオレのようなまっとうな人間には決して思いつけないのである。おそらく松本雅宏容疑者がJRに勤務しているからこそ思いついた裏技である。確かにこの方法を用いれば、数分の遅刻ならカバー可能である。ただ、この往来妨害を受けたJR奈良線は単線である。そんなところで5分間の遅れが出れば、逆方向に走る電車まですべて停まってしまうことになる。停めないと正面衝突してしまう。この行為の結果発生する迷惑は計り知れないのである。

 学校嫌いの小学生が実に幼稚な発想で「学校がなくなればいいと思いました」という理由で放火をしたなら、なんと馬鹿なクソガキかと思うだろう。そんな馬鹿ばかりなら世の中は大変なことになる。しかし、馬鹿がどんどん増えていることもまた事実なのだ。どうすればこうした馬鹿をなくすことができるのか。人口の中に一定比率の馬鹿が存在することは防げないのか。教育することでこういう馬鹿を矯正可能なのか。オレはあれこれと考えてしまうのである。

 さて、この松本雅宏容疑者という迷惑野郎のせいで電車が遅れて結果的に遅刻になった人や迷惑を被った人はかなりいるはずだ。こいつが懲戒解雇されるのは当然のことだが、迷惑を掛けられた方は全員、この松本雅宏容疑者を一発ずつぶん殴ることができるという罰をなんとか加えることができないかとオレは余計なことを考えてしまうのである。


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