江草 乗の言いたい放題
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2008年03月22日(土) 世界はクルマの原点を評価した!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレはトヨタというメーカーが好きではない。今までにオレはトヨタ車を所有したことがないし、これからもしかしたらプリウスを買うことがあるかも知れないが、それ以外のクルマには今のところ魅力を感じない。その理由はトヨタの戦略が、クルマの基本性能そのものではなく、付加価値を売ることを商売にしているからだ。そんな邪道のメーカーが日本を代表しているというところに日本の自動車産業のいびつさがある。

 なぜマーク�兇筌�ラウンがよく売れたのか。その一つの理由にリセールバリューが高かったということがある。下取り時に高く評価してくれるというただそれだけの理由で(もっともその場合はトヨタ車を買い換えの対象にしないといけないのだが)、マツダ車や日産車よりもトヨタ車は人気があった。

 なぜトヨタは利益率が高いのか。そもそも工業製品というのはたくさん作れば作るほどコストが下がるのである。日本で一番数多くのクルマを売ってるメーカーでありながら、同排気量の同じくらいの車格のクルマを他のメーカーと同じ値段で売るならば、トヨタが儲かるのは当然のことだ。遙かに少ない生産台数で同じ価格帯で勝負をしないといけない他のメーカーの劣勢など最初から約束されたようなものである。かくしてトヨタは日本一利益の出る自動車メーカーとして君臨するようになったのである。

 「付加価値をつけて値段をつり上げる」というトヨタ流戦略の一つがあのレクサスという馬鹿高いクルマどもだ。オレはレクサスユーザーたちの集う掲示板を見たことがあるが、そいつらの「私たちはこんなに高い車を買える金持ちである!」という選民思想には腹を抱えて笑った。オレに言わせればおまえたちレクサスユーザーというのは「同じものに人よりもよけいなゼニを払える馬鹿」でしかない。その掲示板には「中古車でレクサスを買った人もユーザーとして同じ扱いを受けるのはおかしい」という噴飯ものの自慢話まであったのである。

 そういう間違った戦略のメーカーがやがて確実にGMを抜いて世界一の自動車メーカーになっちまうことをオレはとても悲しんでいるのだが、そんなオレを喜ばせるニュースが飛び込んだそれはこの記事である。アサヒコムの記事を引用しよう。

カー・オブ・ザ・イヤーに「デミオ」 日本車2年連続
2008年03月21日00時19分
 ニューヨーク国際自動車ショーで20日、自動車評論家らが選ぶ08年の世界カー・オブ・ザ・イヤーに、マツダの小型車「マツダ2(日本名デミオ)」が選ばれた。デザインなど優れた外観などが評価された。この賞の選考は今年で4回目で、昨年も日本車が受賞した。

 オレは小さいクルマが好きなのだが、最近の小型車はどうも好きにはなれなかった。それは居住性を重視するあまり背が高くて不格好なクルマばかり作られていて、それがまるで小型車標準のスタイルであるかのように日本車のデザインの劣化が進んでいたからである。そしてモデルチェンジのたびに巨大化するのもなんとかして欲しかった。ほんの少し大きくなるだけで、家の中に車庫を作りつけている場合は非常に困るのである。わずか5センチ、10センチのサイズアップのために狭くてドアが開けられなくなったりするのである。大きくするのが進化ではない。現在の大きさそのままに居住性や安全性を向上させるからこそ意味があるのだ。軽自動車の規格もどんどん拡大してしまった。今の軽自動車はもしかしたら初代カローラやサニーよりも大きいのじゃないだろうか? 大人四人が乗車するために必要な空間というのはそれほど大きくない。それさえ満たしているならクルマの大きさなんて十分である。

 新しいデミオは小さい。 全長×全幅×全高 3885×1695×1475mm である。車両重量も最廉価モデルは990�圓硲吋肇鵑鮴擇觸鼎気任△襦7變未任△襪箸いΔ海箸呂垢覆錣素拡颪�いいということにつながる。街で何度かみかけたことがあるが、かなりオレも気に入っていて、あれなら通勤に乗ってもいいかと思うくらいである。地を這うようなその戦闘的なデザインもいい。クルマの基本性能を重視して虚飾を省き、その分価格を安く設定するというトヨタとは全く逆の戦略をとってくれたことにオレは好感を持ったのであるし、世界がそれを認めてカー・オブ・ザ・イヤーに選んだことも理解できる。

 かつてホンダは初代シティを世に出して、居住性を向上させるために思い切って全高を高くするデザインで斬新さを狙い、それは確かに成功した。しかし、みんながマネをするようになってそれが標準になってしまった時には何の面白味もなくなるのである。

 さて、これから先オレをわくわくさせてくれるような、すぐにディーラーに飛んでいって買いたくなるようなそんなクルマが登場するのだろうか。かつて存在した個性的なクルマたち、いすずビークロス、日産EXA、デートカーとしての人気を二分したホンダプレリュードと日産シルビア、そういった個性的なクルマが無くなったことが、若者に対してクルマが売れなくなった原因であることに自動車メーカーのTOPは気がついてるのだろうか。レクサスなんかを作って馬鹿相手の商売をしてるようでは期待薄である。


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