江草 乗の言いたい放題
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2007年04月21日(土) 日本一恥ずかしい政治家        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレは土井たか子という政治家が個人的に大嫌いである。その理由はいくつもある。消費税導入後の選挙で土井たか子は「ダメなものはダメなんです」と全く論理的ではないスローガンを主張して、馬鹿の票を大量に集めた。なぜ消費税がいけないのか、その根拠をきちっと説明した上で政治的な議論をしてもらいたいと思っていたオレはこの「ダメなものはダメなんです」という馬鹿丸出しのスローガンに思いっきり脱力したのである。

 北朝鮮に拉致された有本恵子さんを間接的に死なせたのも土井たか子の責任である。有本さんの家族が、ヨーロッパで投函された有本さんからの手紙を持ってきて「北朝鮮で生きてることがわかりました。どうか救出してください」と頼んだとき、その貴重な生存証明をこともあろうに土井たか子は朝鮮総連に持ち込んだのだ。朝鮮総連こそが日本人拉致に関わっていた疑いがあるわけで、そんなところに手紙を見せれば証拠隠滅されるに決まっている。有本さんは災害で死亡したとされるわけだが、オレは北朝鮮政府によって証拠隠滅のために消されたと思っている。土井たか子が余計なことをしたために人が一人殺されたのである。

 辻元清美が秘書給与を政治資金に流用していた事件の時も、それが社民党スタイルであり、他でもない土井たか子の秘書の指図であったにも拘わらず辻元一人の責任にして自分は圏外にいたのである。なんと卑怯な人間だろうか。オレはとにかく卑怯なヤツが大嫌いだ。

 その土井たか子の出自に対して書かれた記事について、本人がこのような訴えを起こした。アサヒコムの記事から引用する。

「朝鮮半島出身は捏造」 土井たか子氏、出版社側提訴2007年04月19日
月刊誌「WiLL」が社民党元党首の土井たか子氏が朝鮮半島出身であるかのような記事を掲載したことに対し、土井氏は18日、事実に反し、信用や名誉などを毀損(きそん)されたとして、発行元のワック・マガジンズ(東京)と代表者らを相手取り、全国紙への謝罪広告の掲載と損害金1万円を求める訴えを神戸地裁に起こした。
 訴状によると、同誌は06年5月号に掲載した論文「拉致実行犯辛光洙(シン・グァンス)釈放を嘆願した“社民党名誉党首”」の中で、「土井氏は知る人ぞ知ることではあるが、本名『李高順』、半島出身とされる」などと言及した。土井氏側は「事実無根の捏造(ねつぞう)記事で、土井氏に対する取材に基づかない一方的な推測で作成したものだ」と主張している。
 同誌の花田紀凱編集長は「訴状を見て対応したい」と話している。


 なぜ「事実に反する」だけではダメなのか。朝鮮半島出身者であると言われることは信用や名誉を毀損されることなのか。別に紀伊半島であろうと朝鮮半島であろうと能登半島であろうと同じことじゃないか。もしも当該記事が「土井たか子は能登半島出身」と記載されていたとして、それが間違っていた時に「能登半島出身者と言われたことで信用や名誉を傷つけられた」と抗議したならば、能登半島に住む人は気分が悪いだろう。出身地の属性が信用や名誉には何の関係もないからである。

 「朝鮮半島出身者」「本名は李高順」と書かれることが事実に反するならばそれだけを争えばいい。そして「事実でない間違ったことを書かれた」ことに対して謝罪広告を出させれば済むことである。ところがそれが「信用や名誉を毀損された」というのなら、土井たか子の頭の中には「朝鮮半島出身者と呼ばれることは信用や名誉を傷つけられることである」という価値観が存在することを意味する。それは韓国や北朝鮮の国民を侮辱することではないのか。どこの出自であろうと、自分の生まれた土地に誇りと愛着を忘れてはならない。逆にそれを持てないとすればその土地に対する差別意識が存在するからではないのか。

 外国のある特定地域に対してこのような差別や偏見を持つ人間が政治家にふさわしいとはオレには思えない。この差別発言に対して朝鮮半島出身の方はどう感じるだろうか。仮に月刊誌「WiLL」の記事が事実であったとしたら、それを読んだ朝鮮半島出身者たちは自分たちの同胞として土井たか子を熱烈に支持するだろう。政治家として支持者が増えることはプラスじゃないのか。それが事実でなかったとしたら「本人に確かめもしないで不確かなことを書かないで欲しい」と抗議して直させれば済むことである。なぜいきなり信用や名誉の問題になるのか、オレにはどうも解せないのである。

 かつて土井たか子は北朝鮮を熱烈支持していて、訪朝の折に「自分の家に帰ってきたような気持ちです」と語ったことがあったらしい。それほど気に入ってるのなら、そこの出身と言われても決して悪い気はしないと思うのである。どうもオレは「名誉毀損」が引っかかるのである。その前にあんたにまだ名誉なんてものが残っていたのかと言いたいのである。もはや政治家としては完全に死に体じゃないか。

 昔の社会党には浅沼稲次郎というすぐれたリーダーが存在した。彼が山口二矢に刺殺された後、社会党の党首にまともな人材は二度と就任しなかった。村山富市のようにスイスの救助犬にも劣る程度の無能な人間がトップにいたのだから、社会党にろくな人材がいなかったことはよくわかる。政治とはやはり人である。自分たちが凋落していった原因がどこにあるのか、わかっていないのはおそらく現在の社民党のメンバーだけであろう。


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