江草 乗の言いたい放題
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2006年12月04日(月) ガソリン税の正しい使い道について        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 クリスマスに月の土地を贈ろう!最初は驚きましたが、読んでみるとかなりまじめな内容でしたよ。

 オレが普段入れてるガソリン代の半分くらいは税金である。オレはガソリン税という世界一の酷税を日々払わされているわけだ。ただ、その税金は道路整備に使われ、そのおかげでオレは快適にクルマを走らせることができるのだからこの負担は仕方がないと思ってあきらめてきたのである。このゼニが「道路建設」というふうに使途が決められていることが、毎年それだけの権益が発生し、その権益に群がる利権野郎どものフトコロを潤すものだとしてもまあ日本の政治家のレベルなんてそんなもんだろうと思って半ばあきらめていたのである。

 その道路特定財源だが、道路が全国津々浦々で整備され、クルマがほとんど走らないような北海道の原野にも作られ、すでにある道路の横にこれでもかと並行してもう一本作られたりして、今や「余ったゼニをどう使うか」という状況になってきたのである。

 これが一般家庭ならどうだろう。2人の子どもの教育費として年間に150万円使うことが決まっていて、その金額の中から学費や塾にかかるゼニを出していたとする。そのうち30万円は余っていたが、それはガキどもの小遣いになっていたとする。そういう状況に目を付けた親が、「うちの家計も住宅ローンやなんやかやで苦しいんや。その余ってるゼニをローン返済に使わせてんか!」と頼んだところ、「おかん、なに言うてんや。この150万は教育費に使うって決まってるんや。ようするにぼくらのためのゼニや。余ったらぼくらが小遣いに使ったりするのは当たり前やんか!」と開き直ってるわけだ。

 そのうち父親がリストラにあって一家の収入が激減したとする。削れるところはやはり教育費しかない。なんとかそこから家計費に回したいと思う親たちと、自分の小遣いを減らされたくないガキどもが揉めている。ひどいたとえだが、ガソリン税の一般財源化というのはこういう問題なのかも知れない。

 安倍晋三はなんとか財政再建の道筋をつけたい。そのためにはこのガソリン税を財源化できれば、あとは道路族の議員どもの利権をなし崩しに奪っていけばそのゼニを別の利権のために使えるようになるのである。道路族と言えばやはり旧田中派に代表される土建議員どもの巣窟だ。もちろんただの利権集団である自民党は強くこの一般財源化に反対してるわけだが。こいつらには「税金として搾取した結果、入ってくるゼニをどう使うか」「そのゼニをどう業界で山分けするか」ということしか頭にない。しょせんその程度のケツの穴の小さい野郎どもなのだ。まあそんなカスどもに対して、選挙のたびに票を投じてる国民も責められるべきだが、そんな候補者しかいないのだからどうしようもない。そうでない貴重な候補者になれるはずのオレに声を掛けてくれる政党も残念ながらない。

 そもそも交通というのはクルマだけを考えても成立しないのである。鉄道、船、飛行機とトータルに考えないといけないのだ。ガソリン税というのは、ちゃんと電車やバスといった公共交通機関があるのに、それを利用せずにクルマに乗って快適さを味わう贅沢なヤツからむしり取る懲罰的な税なのである。「おまえらのような贅沢ものはこれくらい払いやがれ!」というお上の意志だったはずだ。そういう理由で搾取したゼニである以上、そのゼニは交通体系すべての中で使い道を考えるべきだったのだ。

 国鉄が借金で破綻した理由の一つは国民のモータリゼーションが進んで鉄道利用者が減ったからであり、鉄道を利用せずにクルマに乗る連中からも、ある程度のゼニを取ってそれを鉄道という公共財の維持にあてなければならなかったのだ。北海道なんかは特にそうだ。もしも北海道で入ってくるガソリン税の莫大な収入のほんの一部でも、赤字ローカル線の穴埋めに回してやれば、北海道の鉄道網はそのまま維持できたはずである。天北線や羽幌線、標津線と言った超ローカル線の維持に必要なゼニはわずかなものだった。北海道のクルマの台数を200万台として、その200万台がすべて年間に5000キロ走り、平均燃費が10キロ/リットル、1Lあたりのガソリン税が50円とすると500億円のゼニが入ってくる計算になる。そのうち10%でも鉄道の赤字穴埋めに回してやればそれで全路線を維持することは可能だったんだ。何もない過疎の町でも鉄道が通ってるということがひとつの財産だ。そんなことの価値もわからないクソ政治家ばかりだったのが悲劇の原因だが。

 結局国鉄を分割民営化したものの、旧国鉄債務は棚上げになったまま塩漬けされてるじゃないか。このゼニをどうやって返すかというあては全くないわけだ。もしもガソリン税から年間1兆円ずつその債務返済に回すという計画を立てれば利息を含めても50年で返せるだろう。元金のみに値切り倒せば30年だ。交通を体系的に考えるという大義名分も立つじゃないか。なぜそんなことを誰も思いつかないんだ。鉄道を高架化したり地下化したりする時の費用だって、新線建設の費用だってガソリン税から出せるようになるんだ。なぜそんな仕組みを作らなかったんだ田中角栄。おまえが中途半端にこんな仕組みを作るから、自民党はその利権に群がる拝金野郎ばかりになってしまったんだぜ。

 森喜朗は「納税者も、税金が高いけど道路整備のためならと納得した。ほかのものに回すのはなかなか理解が得られない」と言ってるという。普段は納税者など踏みつけにしてるくせに、こんな時にだけ何が「理解」だ。ふざけるな馬鹿野郎。納税者は「ゼニが余ったから要らない道路まで造らせてください」という悪い冗談に納得なんかしていないのだ。「余ったら返せ!」とみんな思ってるのだ。そのガソリン税を使った道路建設の費用の多くは、道路計画予定地をあらかじめ政治家から聞いて前もって土地を買った連中の転売益だ。オレがもっとも忌み嫌うあのイナカモンドリームのために無駄に使われるゼニだ。

 オレはガソリン税の税率をもっと下げてくれなどという自分勝手なことは言わない。ただ、てめえら馬鹿政治家が、少子化が進むこれからの日本の交通体系をどうやって完成させていくのかという明確なビジョンを全く持っていないことにオレはあきれているのである。廃止されてしまった多くの鉄道は、高齢化社会を考えた時には大切な地域アイテムだったはずである。


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