江草 乗の言いたい放題
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2006年09月21日(木) 日本一ケツの穴の小さい男        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 ケツの穴を話題にした日記一覧

 国民新党の代表である綿貫民輔氏は衆議院議員に13期当選し、衆院議長も務めた立派なお方である。富山県東砺波郡井波町で父・綿貫佐民、母・かずの長男として生まれ、砺波中学校(現・富山県立砺波高等学校)を4年修了した後に藤原工業大学(現:慶應義塾大学理工学部)に入学、慶應義塾大学経済学部卒。鐘ヶ淵紡績(現カネボウ)入社ののち、1955年に28歳の若さで家業である砺波運輸(現トナミ運輸)社長に就任。瀕死と言われた砺波運輸を立て直し、上場企業へ昇格させるなど経営手腕を発揮したというくだりがWikipediaには記載されている。その彼がトナミ運輸社長時代に行ったある行為が、一人の男の人生を無惨なものにしたことを忘れてはならない。

 綿貫民輔のために人生をめちゃめちゃにされた悲劇の男の名は、串岡弘昭さんである。その会社人生の大半を窓際族として過ごし、静かに定年退職を迎えた方である。彼が窓際族になったのは、すべて当時の社長であった綿貫氏の差し金であったという。それから30年間、定年退職するまで報復人事は終わることがなかった。内部告発されたことを根に持ってここまで過酷ないじめを行わせた綿貫民輔は、おそらくオレの知る中で最もケツの穴の小さい男だと思われる。

 串岡弘昭さんはトナミ運輸での30年間、一度も昇進しなかったという。給与は新入社員程度の18万円でずっと据え置かれ、生活に余裕のない中、家族旅行にも行けなかったという。2人の子供は大学まで進んだが、その教育費は妻の実家からの援助に頼った。そんなクソ会社、辞めてしまえばよかったのにとオレは思うのだが、串岡さんには意地があったのだ。

 運輸会社の闇カルテルを新聞社や公正取引委員会に告発するという正義の行動を取った串岡さんに対して、トナミ運輸は突然の転勤を命じた。第一線の営業マンだった彼は遠く離れた研修所の四畳半の一室に押し込められて、他の社員から完全に隔離され、空き地の草むしりをさせられたという。その草むしりが16年あまりに渡って会社が与えた仕事だったのだ。そんな目に遭わせれば自分から辞めるだろうと画策したのである。しかし、串岡さんは辞めなかった。もしもそこで辞めてしまえば自分は会社のいじめに屈したことになる。自分が耐えることが、そしてその状態で頑張ることが、トナミ運輸というクソ会社のその実態を世間に訴えることであると信じて彼は耐えたのだ。

 串岡さんへのいやがらせは本人だけにはとどまらず、家族親族へも及んだという。暴力団員を使ったおどしや脅迫もあったという。その指図をしていた黒幕はいったい誰なのか。そんなもの、その企業のトップに決まってるじゃないか。権力を握った人間とはこんな醜いものなのだろうか。

 オレは衆議院議員の綿貫民輔がかつて社長をしていて、今は息子にその社長の座を譲り、ゆうパックを扱って郵政公社とも深く癒着するこのクソ会社の行った犯罪的行為に対して慄然とするのである。(ちなみに綿貫が郵政民営化法案に反対したのは、息子が社長をしている企業が郵政公社から業務委託を受けているという個人的な理由であり、公私混同も甚だしいのである。)

 企業が人事という名のもとに行ったあきらかなこの「いじめ」に対して、2001年1月串岡さんは損害賠償と謝罪を求め裁判を起こした。ところが裁判を通じて会社側は「嫌がらせや報復はなかった」としらじらしく主張したのである。判決は会社側にたった1360万円の支払いを命じるものであった。富山地裁は、内部告発は正当な行為で法的保護に値するとして、会社側の人事が報復であると認定した。この時「良心に基づいて内部告発する人に対して企業は報復人事を行ってはならない」という重要な判決が下されたのである。30年間の不当な処遇に対する賠償がたったの1360万円というのはオレには到底納得がいかないのだが。

 トナミ運輸は東証一部にも上場する企業である。こんなひどい人事を行うクソ会社でも一人前に上場できるのである。もっともライブドアのように粉飾決算をする企業や、社長が覚せい剤で捕まるダイナシティのような暴力団のお友達企業も上場してるので上場企業が必ずしもまともであるとは言えないわけだが。

 日本一ケツの穴の小さい男綿貫民輔、せめてこのジジイが串岡さんの退職の日に、自分が行った報復人事のために30年間不遇の人生を送らせてしまったことを謝罪しに行くくらいの勇気を見せればオレも少しはこのド外道を見直してやったのだが、ケツの穴は相変わらず小さいままだったという。そんな恥ずかしい人間には死んでもなりたくないとオレは思ったのである。


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