４月に入ってからはじめてガソリンスタンドに行った。休み中はあまりクルマに乗ることもなかったので給油する必要がなかったのだ。いつものセルフのスタンドで入れようとして、ふと価格表を見てオレはびっくりした。一気に10円も値上げされていたからである。２月中はレギュラー105円、ハイオク115円だったのに、いきなりそれぞれ115円、125円にされている。なんということだ。

　二台のクルマ（普通車）を管理していて月に合計２万円程度のガソリン代を払っているオレにとって、月に2000円近い負担増になるこの値上げは大打撃である。原油先物を買い占めてるどこかの投機筋のせいでものすごい迷惑をオレは被っているのだ。全くもって許せないことである。もしもオレに1000兆円くらいの資産があれば、きっと強烈な空売りを浴びせてその価格つり上げ野郎どもに大打撃を与えてやれるのにと思うぜ。

　しかしこの値上げ自体は事前に報道されていた。石油元売りの各社が、スタンドへの卸価格を５円程度値上げするというニュースをオレはしっかり読んでいる。だからといってタンクの容量には限りがあるので、月末に満タンにするという対応しかオレはできなかったのである。そういえば３月31日のスタンドはやけに混んでいたなあ。オレと同じことを考えた貧乏人が多かったということだ。

　でも考えたら元売り各社の値上げ幅は５円だったはずである。それなのにスタンドでの販売価格はなぜ10円の値上げなのか。おかしいじゃないか新日本石油！オレはちゃんとENEOSカードで給油するだけじゃなく、この日記でちゃんとENEOSカードの便利さの宣伝さえしてやってるんだぜ。その貢献者であるオレに対して、この仕打ちはひどいぜ。

　本来５円の値上げで済むところを10円値上げすることで、オレの貴重なゼニは給油１リットルあたり５円も搾取されたのである。こんなひどい便乗値上げをオレは許したくない。10円も上げてるのはENEOSのスタンドだけだろうか？昭和シェルやゼネラルといったライバル社の系列のスタンドの値上げ幅はいったいどうなんだろうか。しっかりと検証しておきたいものだ。たぶんこんな時に良心的な企業とそうでない企業の違いがはっきりするのだろう。上げるのはこのように迅速だが、原油が値下がりしたときには逆になかなかガソリンを値下げしてくれないというのもいつものパターンである。おまえら儲けすぎじゃ！ほどほどにせえよ。

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