初日 最新 目次 MAIL HOME


あるこのつれづれ野球日記
あるこ
MAIL
HOME

2004年12月11日(土)
スポーツノンフィクションと海外


 高知土産をもらうために、ともきちに会いに行った(ゆず七味、ありがとね。ちょうど切らしてた)。夕方京都駅前のオキニの喫茶店に集合。久しぶりに会ったので色々長話をした。

 本の話になったとき、「うち、洋書(海外小説)ってあかんわ。登場人物の名前がカタカナってだけで受けつけへん」。まったく同感。そういえば、スポーツ選手の海外進出がめざましい今日この頃だけど、スポーツライターってどうなんだろう?海外で取材するライターさんはいるけど、海外に向けて記事や作品を書く意識のある人はどのくらいいるのだろう。そして、実際そういう人はいるのだろうか。文学やアニメは、現地の言葉に訳して海外にも出ているけど、スポーツノンフィクションでそういう作品はあるのだろうか。以前、そんな意識を持った作品を読んだことがある。『魔術師』という元西鉄の監督・三原脩氏(故人)を扱ったもので、作者名は忘れた。文章の最初に、「海外で読まれることを意識して、話の流れを年月に忠実に書いた」とあった。日本では多くの作品が、最初に気をひく試合や事件のことを書き、そこから回想風に過去からそこに至るまでを追いかけている。読書を惹きつけるための技術で、ライター塾に行っているときも、そういう書き方があることを教わった。でもそれは、海外ではわかりづらいとされ、あまり用いられていないという。ある一人の人物を取り上げるなら、生まれて、学校へ行って、社会に出て、出会いあって、結婚して…てな具合だ。スポーツライターの海外進出について考えたのは、この作品を読んでいたからだと思う。

 ひとしきりしゃべったあとは、ともきちオススメのパスタに店へ。おいしかったけど、メニューが少なすぎ。一品が欲しいなあ。最近、日記が書けへんというと、「そんなときは、好きなものを書き並べたらいいねん」とアドバイスされた。ある日、ここに名詞ばっかり並んでいたらともきちのせいだと思ってください…。