2007年03月14日(水) ゾウ。

今日はホワイトデー。

勿論彼女へのお返しも必要なのだが、

「sちゃんへ」と、遅く帰ってきた僕のために、
枕元にチョコを置いてくれていた母にもこれは何かせねばと。

デパートにでかけた。

彼女のを探しながら、おかんが喜んでくれそうなものを探す。

もう超女の子しかおらんお店をぐんぐん進む24歳男。
周りには10代と思われる女の子しかいない。

ああ・・・岡野を連れてきてよかった。
(岡野は大学の後輩。1つ下)

岡野が最近誕生日だったので飯をおごるついでに、
俺一人で女の子の店に入るのがおっくうだから、
ついてきてくれとお願いした。

彼女のはいくつか見つかる。

といっても俺にして大分お店を回ったが。

で、今日の日記の中心は、おかん。
最近、家族やおじいちゃんおばあちゃんに何かを買ってあげることが、
俺のちょっとしたこう・・・喜びになっている。

今までのいろんなことの恩返しをしなければと。
どこかこう自然に思えている。

きっと親父がマザコン・ファザコンって言えるほど、
親孝行な親父だから、
そういう親父を見てきた俺も、
どこか使命感みたいなものに燃えているのかもしれない。


親父が18時。
妹が20時。
俺が22時。

いつもというわけではないが、
おかんがご飯の用意を3回しなければならないことがある。
まぁ実際3回なんてことはなくて、
それぞれ用意するんだが。

でも、大変だろうなと。

なんかやっぱりいろんな人の話を聞くと、
実家から通えることは幸せなことやなんていう意見があったりで、
ああ、、、親父はともかく俺はおかんにはなんかせやなあかんなと。


一生懸命考えておかんにあげたのは、
ピンク色の手鏡と手触りのいい象の15センチほどのぬいぐるみと、
その象の鼻につけるピンキーリング(笑

渡す一足先に彼女におかんにこんなん渡すとメールしたら、

「skさんにしては、かわいいものあげたね!」

なんていわれるほどだ。
店員さんにもピンキーリングを象につけて渡したら、
かわいらしいですね^^
なんて言われちゃうし。

実用的なものをあげたかった。
手鏡がそれかなと。
若いというか可愛いものが好きなアノ人にはピッタリだと思った。

象のぬいぐるみとリングは、
職場のデスクにおいて欲しかった。

これどうしたんですか?

といわれ、

息子にもらったんです

と、言ってほしいんだ。
いい息子さんですねと、俺じゃなく、おかんが言われて欲しい。
羨ましいと思われてほしい。
俺がえらくなりたいんじゃない。
おかんに、まぁそれほどたいした俺じゃないから、
ちょっとくらい何かこう息子自慢をさせてやりたい。

いくつものキャラクターの中で、
ハンドメイドチックで、
一番顔が曲がってて、不細工なゾウを選んだ。

そのゾウからはピンク色のリングの花が咲いている。

サル、ヒヨコ、ペンギン、ライオンetc...

どれでもなかった。
おっきくて、優しいゾウがあの人にはお似合いだと思った。


家に帰ると、
おかんが、
「今日はホワイトデーやでお返しもらわな!」
と、僕に期待しないような言葉で言った。

「ほれ」

と、僕がぶっきらぼうに渡すと、
おかんはビックリした顔で、そして、喜んだ。

中をあけて、手鏡を見つけて、
「かわいい」と言った。

不細工なゾウの人形を手にとって、
ピンキーリングを鼻につけるんだよって言ったら、
「不細工やけど、かわいいね」って言った。

アンタをイメージして買ったんや。
そんなことは言えなかったけど。

プレゼント包装をあけている時に帰ってきた親父は、
部屋に入るなり、

「アッ」

と言ってまた出て行った。
おかんは笑ってた。

どうやらホワイトデーを忘れていたらしい。
なんと情けない男だ。
でも、まぁいいやで終わらないのはいい男だ。


おかんは明日、デスクにおいてくれるだろうか。
ずっと置いてくれるんだろうか。
たまに落ち込んだ時に、
ちょっとゾウをつっついてくれたりするんだろうか。

そうだと嬉しいなと思う。



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sk6 [手紙] [Ai to U]

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