取材先で、よく「おもしろい」と口にしてしまう。
理解してもらえる人もいれば、そうでない人もいる。 特に差別や人権問題の時に「おもしろい」だとか言ってしまったら もうえらいことだ。 まぁ相手は理解してくれるんだが、あまり良い顔はしない。
取材する対象のことを、寿司に例えて、ネタという。 そのネタの中にうまみがあって、 どれだけそのうまみを抽出できるかがカギなのだ。
なんでもない、つまらないものが、
グッとうまみが引き出される時があって、 本当にそんな時は生きがいをやりがいを感じて。
キタ! おもしれぇ!最高だこれ!と
ついつい笑みがこぼれてしまう。 相手が悩んでいたり困っていたりしてもそうなってしまう。
だけど、一つの物事を伝えるうえで、 決め手というのは大事で、 それを伝える為にあらゆる手法があって、道筋があって。
まぁ。。。許せ
と想ってしまう。
先日取材で、リサーチ(取材対象者に話を聞いたり質問すること) していたら、
「こんなおばさんの話を一方的に聞いて大変やね」
と言われた。 あれ?よく考えてみたらそうだな。 自分が特に良いとも想わないような意見を言われてるのに、 俺なんで素直に聞いてるんだろう。 ソコ俺仕事って明確にして割り切ってるのか?いや、違う。 自然にこうなってる。 なんでだろ・・・
そうか。。 ウマミを抽出する為なんだ。 一つの切り口から深みを出すためなんだ。
つながっているってことが分かってきたから、 あせることもない。
つながってゆくこと話術が少し分かっているから、 相手を困らせることもないんだ。
そうか・・・。
だから僕は取材中、結構相手の話を聞けるんだな・・・。
そしてやっぱ相手をすげー尊重する気持ちが大事なんだな。 何かコノ人にはすごいところがあるって想って話しを聞くのと、 うぜーどうせやる気ねぇんだろーダボがぁ!と想っているのでは、 意味が違ってくる。最終地点も変わる。
そうか。 俺もちょっとはなんかえらくなってきたんかな。 ぬふふ。
もう今年も4分の1が過ぎた。 成長や変化を発見できるよう目を凝らそう。
自分に、人に、社会に。
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