2007年02月24日(土) 靴ヒモと先生

史跡めぐりのウォーキングの取材に行ったら、
高校の時にお世話になった保健室の先生がいた。

よく保健室には行ったもんだ。

自分が看護士や福祉士を目指していた時期に、
先生にいろんな話をしてもらったり、勇気付けられたこと、
今でも覚えてる。

卒業式に先生と撮った写真は今でも大切にあるよ。


相変わらず色白な先生。
話しかけようとしたけれど、
うまく話しかけられなくて、タイミングが見つけられなくて。

大学生の頃に、

「sk君、タバコはやめなさいね」

って叱られて以来、会ってないな、覚えてくれてるかな。

覚えてもらってなかったら寂しいなという気持ちから、
なかなか話しかけることができずに、
ずっと後姿を見て、一人満足していた。

ある歴史的な建築物に入った時に、
カメラを担ぎながら歩く僕に先生は言った。

「靴の紐、とけてるわよ。
 こけると危ないから早くなおし。」

「あ、はい。
 ありがとうございます」

「にっこり。」

それだけで満足だった。十分だった。


大学の時に、先生に聞きたかったことがあった。
「エッセイ」に残してあった。


以下はエッセイ「2月28日」から抜粋。

- - - - - - -

でもさぁ、先生。
毎日俺の迷いを聞いてくれた先生に今日会って聞きたかったよ。
高校の制服じゃなくても、先生は聞いてくれるよね?

聞いてほしかったよ。

夢もってるけど、
いつまでもをそれ持続するだけの力は俺だけにはなくて、
俺はヤッパリ多くの人に支えられて、迷惑かけて生きていて、
そういう弱い存在なんだってことにね。
大好きな彼女がいて、幸せすぎて怖かったり、
謝りたくても、どうしても謝れないそんな時はどうしていいのか、
これからのいっぱいの不安はどうして乗り越えていけばいいのか。

俺は今何処に立っているのか。
先生なら知ってるよね・・・。
俺迷ってばかりで、過去に捕らわれて、誰か傷付けて、
一人妄想にふけって、自己をいつも犠牲者だと思って、
平気で誰か傷付けて、誰かを笑ったりして、

俺はそういう存在だけど、

何かやっと大切な人って思える人に出会えて、
俺は今幸せすぎるよ。
こんな俺なのに幸せでいいのかな。。。。。。

なぁ、先生...

俺は、先生に誇れるような男に、少しは近づいたんだろうか?


- - - - -

先生、
俺はちょっとは先生に誇れる男になったって思うぜ。
今も昔も変わらない悩みもあるけれど、
その中でも何とか自分自身を見つめなおして、
がんばって生きているぜ。

先生の変わらない優しさになんかすこし励まされた気がして。

先生の後姿に思う。

「立派な大人になりますとも!」


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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