2007年02月17日(土) 真っ直ぐな瞳。

エリア内の大学で科学体験教室が開かれた。
保育関係を学ぶ学部の先生が、
親子に科学の楽しさを知ってもらおうというものだった。

そんな学部なら、手伝いは学生にさせればいいのに、
学生は一人もいない。
自分の在籍していた大学ならば、
絶対に先生は生徒を「利用してくれた」
そのことによって生徒も多くを学べた。
なのに生徒はいない。
少々寂しさを感じながらも取材していた。

すると、喋りにくそうな教授がでてきた。
音声もほとんど拾えないほどの小声。
子ども達も、なんやこのおっさんって目で教授を見ている。
僕も同じように見ていた。

何言うとんか分からんがなと。

子ども達も大人達も話を聞いている人は少なかった。

しかし・・・その人が科学の勉強の為の、簡単なマジックをしたら
現場は急変。

子ども達の目は一気に教授に注いだ。

きっとそのことを教授は分かっていたのだろうなと思った。

「すげー」「なんでー?!」という不思議の発見は、
子ども達を笑顔にする。

このことを教授は伝えたかったのかな。きっとそうだろう。


子ども達は今も昔もきっと変わらない。
興味を持てる基準の尺度をもてるほど、
子ども達は生まれて間もないそのときから進化はしていない。

遊ばされる遊びばかりでなく、
考える遊び。見つける遊びというものでも、
子どもたちは楽しめる。

楽しませることは大人の役割である。
生きるってたくさん発見があっておもしれーぜ。
ってことを教えることだ。
それが尊敬にもつながるんじゃないかしら。

さっきまで気持ちのわるいじじーだった子どもの意識は、
カッコええじじーに変わった。

子どもの瞳は実験用具を見つめキラキラと輝いていた。

脳みそがフル回転してるんだろう。

俺も思わず「おー!すげー!」

手伝いの先生や保護者も「すごーーーーーーーーーい」

学生がいないのはやっぱり寂しかったけれど、
たった10数人の参加者でも、
科学の面白みが伝わったらいいなと思う。

そして、俺が届けたニュースで、
次回の参加者が増えたとしたら、

俺はこれほど仕事をしてて幸せなことはないなと思う。


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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