2007年01月28日(日) 休日に働く男は思ふ。


「最後は手をつないでゴールしてください」

「ルール」にはそんなことが書いてあった。


僕はといえば、

「なんじゃそれ」

である。

今日は、マラソン大会の取材にでかけた。
ネタ的に、かぶりものをしている人がいるかななんて
ちょっとした期待もあったが、意外に皆普通。
ってか、本気。おいおい。
俺があれや、サブタイトルつけるなら

「ニコニコマラソン大会」
とか
「〜さわやかに汗をかこう!〜」
だぞ。
なぜそんなにも本気だ。

まぁいいが。

その中に「親子ジョギング」だったか、
とりあえず、大人と子どもが走るのがあった。
最後は二人で手をつないでゴールしなきゃいけないから、
最初にゴール手前まで来た子は、
野球帽をかぶった男の子、「一人」
お父さんがなかなかこなくて、結局20位くらいだったのかな。

でも、お父さんを責めることなく、楽しそうにしてたよ。

「手をつないでゴールしなきゃいけない」

ってルールに、僕は少し「なんじゃそれ」を感じていたけれど、

実際にゴールしていくみんなを見ていると、
「それが強制」なんだけど、なんか楽しそうでね。
強制だからやってやるか!みたいなノリなんだけど、
でも、なんかその、きっかけになってるっていうかね。

ゴールにくるお父さんお母さんはホントに顔真っ赤にして、
コレ写していいんやろかって思うようなんだけどねw


街の中でこんな小さなイベントがある。
1000人近くの人が集まって休日に走るだけだ。

こんな小さな祭りの「意味」は、
いつになったらでてくるんだろう?
明日や明後日ってもんじゃない。

もしかしたら、「伝統」や「ふれあい」ってやつは
そういうものなのかも。

明日や明後日にはでてこないって分かってる。
だけど、それをするんだって想いは、

「まちづくり」とか「ボランティア」って言葉の意味を超越して、
なんかもっと奥深い、人間らしさというか。
そういうものなのかもしれないな。


やっぱ俺もなんかせやないかんよな。
うん。

人の心に残せるものを、なんつうか・・・
なんて名づけようこの気持ち。

この明日や明後日には結果はでないけれど、
一見無意味に思えるけど、すごく必要だ・大切だと
みんなが知っている「コレ」に、
なんて名前をつけたらいいんだろう。

何なんだろな。


僕はこの仕事しててよかったなぁと想う。
皆の笑顔が素直に喜べる俺に、いつのまにかなっちゃった。
いつの間にこんな「いい人」になった。
いろんなものをそれなりに見てきたからか?

知らないことが多すぎる。
たった10万人しか住まないこの地域なのに。

世の中には何億って人がいて、たくさんの国があって。


うーん・・・すごいな。


今、仕事がしんどくてね。心が折れそうになる。
簡単な方へ。手を抜いた方へ方向性が向きそうになってる。

なんとかなんとか踏ん張っている。

これからもそのつもりだ。

めげそうになる。
なんでだろうって思う。

そのたびにね、
いろんな人の顔がうかんで、

あかんあかんって思う。

俺はそう思える人間になってよかったって思う。
たくさん試練をくださいって神様に言うてよかった。
毎日仕事をさせてもらえるってことはありがたいことや。
暇なことよりずっとかいい。
人がせんでも俺がさせてもうたらいい。
してやっとるなんて思うてない。
俺と会社と皆のためにしてる。
それは結果的にもっとも俺のことになる。
俺がもっとも貪欲なのかもしれんと思う。

だけど、それでいいと思う。
貪欲なんだ。


だから、がんばれるんだ。

このかわいらしい、うつくしい、かっこいい笑顔を、
これからも撮り続けよう。

がんばろう。


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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