備忘録
こば



 「金融腐蝕列島―呪縛―」

監督 原田眞人 主演 役所広司 原作 高杉良

これは公開中に観に行こうと思って結局行かなかった作品なわけですが…やはり行っとくべきでしたね。確かテレビ東京がプッシュしていて公開前にアリキリが紹介する番組まで観ていたのにな。そういえばアリキリは出演していたのか?わからなかったけれども。

シーンシーンごとの繋ぎもときどきお芝居のように印象的でどこかけむったようなクリアではない映像も感じがあっていました。見始めると中に入り込んで自然と集中してしまいました。
私には銀行内部のことはなんやらさっぱりわからないんですけれども、こう緊張感しっかりと伝わってくる映画でした。ミドルといわれる中堅の社員を中心に"呪縛"を解こうと一所懸命に行動する姿はたまらないものがありました。
もちろん何もかもが一筋縄では行かないし、理想論だけでものごとは上手くすすまないけれども困難に向かって戦う姿というものは絵になるものだと思いました。映画の終了とともに大円団にならなかったところもよかったと思いました。
役所さん演じる北山という人物が出来たヒーローでなかなかに魅力的だったところも大きかったと思います。途中で迷いながらも真摯に進むヒーローというのはやはりなんだかんだいっても私的には真ん中ストライクでどうにも弱いです。出来過ぎな人物ではあるんですけれどもそれが鼻につかないんですよ、北山という人は。

あとは銀行の建物が素晴らしかった。あれは実際はどこの建物なんでしょう。全部セットってことはないと思うんだけどもすごいお金かかっていそうな感じがしました。趣味がいいしなーかっこよい。

原作読んでみようかと思います。
SMAPもこういう映画に出て欲しい。脇でいいんです、全然。

2001年11月17日(土)
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