独り遊び
〜破片がみえますか?〜



2005年01月15日(土) 10年前

寒い寒い。
各地で雪が降っているみたいだけれど、
ここ関東でも、いつ雪に変わってもいいくらい寒くて冷たい雨が降り続いています。

今日からセンター試験が始まったみたいですし、受験が本格的に始まった様だ。
そんな受験真っ只中の10年前の1月17日に阪神大震災が起きてしまったんだな・・・

10年前と言えば、私が高校2年生で、ひろさんは高校3年生だった。
高校2年生だった私は、朝、テレビのニュースで事の事態を知る。
全てのチャンネルで、どの番組でも荒れ果てた街の様子を伝えていて、愕然とした。
だけれど、
私は、何処か他人事のような目でテレビ画面を眺めていたに違いない。
知らない街、知らない人々・・・
実感が湧かない、現実身の無い遠い遠い出来事。
その時、私はいつも通り、ダッフルコートを着て、マフラーを巻いて、手袋をして
「行ってきまーす」と自転車をこいで、高校へ向かったのだろうか・・・

当時、高校三年生で受験生だったひろさんが、
自分の家が火の海に包まれていく様をただ呆然と眺めていた時に、
崩れ落ちた瓦礫の山、炎が燃えさかる街の中で恐怖に怯えていた時に・・・


私は、いつも通り何食わぬ顔をして生きていた。


「生きていれば、何とかなる」

貴方は笑って言うけれど、そこに至るまで計り知れない苦労があったに違いない。


きっと、今年の受験生の中にも、思いがけない様々な出来事を抱えて
様々な思いを抱えて、受験会場に向かっているに違いない。
私は、父が癌手術後に危篤状態になった日、泣きながら受験会場に向かった憶えがある。
ご両親やご家族や大切な人の不慮の事故や病気。
思わぬ災害。
自分自身の思いがけない事態。
皆が皆、平等に努力が報われる状態で挑めるとは限らない。

そんな不平等な受験日という日に、どうか真実の審判が下されますよに。


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アイコ [MAIL] [HOMEPAGE]

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