|
|
2022年04月22日(金) ■ |
|
あの女は、私に対して少しの罪悪感も持っていな |
|
映画「マスカレード・ナイト」(鈴木雅之監督)から。 今までに何度も「東野圭吾さん」原作の作品を観てきた。 冒頭にしばらく流れる「タンゴ」の必要性がわからず、 ちょっと戸惑ったことを記しておく。 気になるフレーズは、 「ホテルにはホテルマンにしか見えないものがある」 「ホテルに来られるお客様は皆仮面をかぶっています。 その仮面を守って差し上げるのが、我々ホテルマンの仕事なんです」 「きっとラヴ・アフェアだと思います」 「ラヴ・アフェア?」「不倫の隠語です」 「駆け引きでは気持ちは伝わりませんよね」 「人は不思議なもんでルールの中で生きていると、 いつしかルールを守ることが目的になってしまうことがあります」 「あの女は、私に対して少しの罪悪感も持っていない。 私は怒りで体が震えました」 こうした犯罪事件は、日本国内でも日常茶飯事に起きているから、 悲しいことに驚くことは少なくなってしまったが、 私の好奇心は、常に犯人の「犯行理由」から始まるから、 この台詞を選んだ。 「体が震えるほどの怒り」は「罪悪感」の有無だったのか。
|
|