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| 2021年01月18日(月) ■ |
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| そもそも「湧水」ってなんですか? |
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最近、柿田川の説明を頼まれることが増えた。 柿田川に大量な湧水が湧く仕組みなどは覚えていたが、 まさか「そもそも『湧水』ってなんですか?」と 訊かれるとは思わず、不意を突かれて一瞬言葉に詰まった。 「湧水は、わきみず(湧き水)だから・・」と文字の話をし、 「山などに降った雨や雪が、川となって地表を流れるのではなく、 土にしみ込んで地下水となって流れて、 特定の場所から地表に自然に出てきたものかな」とまとめた。 「大規模な湧水は、柿田川のように、 そのまま川の源流となることもあるんだよ」と、 いつぞやネットで調べた知識も並べてみた。 帰宅後、気になって調べたら、「山間部に降った雨や雪が、 地表を流出せず、山滝部から湧き出すもの」とあった。 地下水の水頭(地下水ポテンシャルと大気圧の平衡する高さ)が 地表よりも高く、かつその地下水が地表に出てくる地質条件が 満たされている場所において、地下水が湧出し、水が湧き出る(湧泉)。 このような地形は、沢の谷頭部、山地と平地の境目、 台地や河成段丘の崖線沿い、扇状地の末端(扇端部)、 火山周辺の溶岩流末端などが多い」とある。 柿田川はまさに、その溶岩流の末端に位置するから納得した。 こういった基本的なことって、知ってるようで知らなかったから、 今後も、いろいろな人の質問に答えていこうと思う。 子供科学相談・・って感じていいかな。(汗)
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